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【共同運営マガジン】ゲイの集会

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#同性愛

ゲイ大学生 はじめての彼氏 #15

はじめて彼氏ができたのは大学3年生の頃でした。彼との出会いは、友人からの紹介がきっかけでした。 「ひろト、今週末暇やったらご飯行こ〜」 「その日、空いてるから大丈夫!行くー!」 こんな感じの軽い誘いで、普段から仲良くしているゲイの友人と食事に行くことになりました。 そして、約束の当日。 待ち合わせ場所にいくと知らない人がたくさんいました。 その友人と僕をあわせて全部で8人。 友人曰く、サプライズで合コンを企画したとのこと。 全員がその友人の友達で、全員が合コンであ

35歳ゲイ。厄払いに行く。

お久しぶりです。 なんか、色々と書きたいなとは思いつつ、何も書くことがなくって、既に放置気味です。 前の投稿でも書いたのですが、酔っぱらって頭を割って緊急搬送されたり、携帯を落として生まれて初めて画面を割ったり、恋愛関係で嫌なことがったりと、今年に入って悪いことが立て続けに起きてたので、厄払いに行ってきました。(酒やめろよって話なんだけど 厄払いって今まで行ったことがなかったので、適当にネットで調べて府中にある大國魂神社ってところに行ったのですが、なんでも厄年ではないけ

とあるゲイの思春期 - [8] 最後に(カミングアウトについて失敗から学んだ事)

前回、カミングアウトについての失敗談を書きました。 とあるゲイの思春期[1]~[7]を、もし全て読んで下った方がいたら、ありがとうございます。 そして、最後まで読んで下さったのにバッドエンドで申し訳ないです…。 カミングアウトの失敗例はなかなか目にする機会がないように思い書きました。 そこから学ぶべき点が幾つかあったように思います。 今回はカミングアウトを考えている人、今後するかどうか迷っている人に参考にしてもらえるよう、僕が思う“カミングアウトについての注意点”をいく

初めて同性を好きになった時の話

※下ネタを含みます※ どうも、こんばんは。Tです。 今日は僕が初めて同性の子に恋した時の話。 僕はその時高校生で、優しくて趣味が合い、僕のことをよく理解してくれる女の子と付き合っていました。 2人でRADWIMPSのライブに行ったし、花火を見たり海に行ったりもした。 彼女のこともきっとちゃんと好きだったんだと思います。 男は女を好きになるもんだし。と思ってました。

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とあるゲイの思春期 - [7] 二度目のカミングアウト

親友Ⅰへのカミングアウトを終えた後、僕の中の“もっとありのまま正直に生きたい”という感情が、さらに加速する。 高校2年生の冬。 僕の中学生からのひとり暮らしは当然のように継続していた。 僕は、以前の記事に書いた、ひと夏の間、ある意味で母親のよう接してくれた父の友人とやり取りをする事はめっきり少なくなっていた。 新しくできた彼氏に夢中になっていたからだ。 僕との接点が希薄になった事で、僕に何らかの変化がある事になんとなく彼女も気づいたのだろう。 ある寒い冬の夜、彼女から僕

とあるゲイの思春期 - [5] 初めてのカミングアウト

ゲイである事を受け入れた高校2年生の僕が冬を迎える頃。 僕には彼氏ができていた。 今では考えられないが、大阪のゲイタウンである堂山町は、その昔無法地帯そのものだった。 高校生が深夜まで働いているゲイバーもそう珍しくなかったように思う。 季節が秋から冬に変わる頃。 ネットで知り合ったとある知人に堂山のゲイバーに初めて連れられて来られた。 店の従業員は高校生~大学生ぐらいの若者ばかりだった。 当時の僕は今まで見た事のない光景に圧倒された。 週末には満席になり、狭い店内に人がご

とあるゲイの思春期 - [6] 親友とのその後

Ⅰへのカミングアウト後、特に奴との関係性に大きな変化はなかった。 ただⅠとの恋バナの内容は大きく変わった。 僕がありのままの恋愛事情をⅠに話すようになった。 僕の心の性は女性ではない。 しかし「男性と付き合っている人間として、こういうのはどう思う?」というようなⅠからの相談が増えたように思う。 僕は当時、なんだか得意気にⅠにアドバイスしていたように思う。 今振り返ると、僕には女心が何たるかをほとんど分からないというのに。 ゲイは男性の気持ちも分かるし女性の気持ちも分かると

とあるゲイの思春期 - [4] 夜

毎日甲子園球場での売り子のバイトに明け暮れる日々を過ごす中。 高校野球が終わり、時折売り上げ1位のプレゼントをおばさんからもらうとそれを持って、父の女友達のいる家に帰る日々を送る。 「ただいま」 またこの言葉を口にする日々が来るとは。何だか妙な感じだ。 彼女は「お帰り」と言い、僕は売り上げ1位の証である、ロゴ入りTシャツを彼女に見せる。 すると彼女は、 「やるやんか」 と笑顔で口にし、とても喜んでくれた。 いつも先に風呂に入るように勧める。 炎天下の中、汗でぐっしょり

とあるゲイの思春期 - [2] 本

僕の世代は高校生に入ると携帯電話を持つ子が多かった。 スマートフォンなんてものはなく、携帯電話は今で言うガラケーで、僕が持ち始めた頃はまだ、画面がモノクロだった。 アルバイトを始め、自分で料金を払いながら、父親に承諾を得て携帯電話を持つ事になった。 昔はネット回線を家に引いているところはさほど多くなかった。 今覚えば大した情報量でない携帯電話向けのページしか見ていないのに、閲覧し過ぎるとウン万円という金額を請求される…そんな事も決して珍しくなかった。 我々高校生はパケット

他人の性的指向を笑うな

6年前に、保毛尾田保毛男問題というのが起こったことを覚えているでしょうか? 内容としては、フジテレビのバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」にて、80〜90年代に流行ったキャラクター「保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)」というキャラクターを30周年記念特番で復活させたところ、LGBT当事者やアライ(LGBTの理解者・支援者)の方々が、フジテレビに対して抗議し、フジテレビの社長が公式に謝罪したという件です。 詳しくはこちらの記事から読めます。 で、私は当時この

35歳ゲイ。救急搬送される。

おはようございます。 本当、東京の朝の電車って乗ってるだけで気分下がります。 なんと、殆ど覚えてないんですけど、先週の土曜日に飲み過ぎてしまい最後に飲んでいたバーで高めの椅子に座っていたところ、どうやら、そのまま後ろに倒れて後頭部を床に強打して、頭が割れたらしく血が吹き出てたそうで夜中に救急搬送されたそうです。 本当、アルコール飲んだらIQ3ぐらいになっちゃう。 次の日に家で目が覚めても、なんとなく記憶があるぐらいで、そういえば、救急車乗った気がする。ってぐらいで、頭

ゲイの同棲は「覚悟」しかない!

前回、投稿をしてから、早一年! 時が経つのは早いもので、この間、大きな変化があった。 ついに! 彼と同棲を始めたのだ! 5年間の遠距離(関西と関東)恋愛を経て、僕が東京へやってきた。 いま、彼と同棲して、9カ月が経つ。 まさか! 僕が彼と東京で住むなんて、数年前には考えられなかったこと。 しかも! 僕がゲイとして生きる覚悟を決めるなんて、考えられなかったことだ。 でも! 人生とは面白いもので、出逢う人や環境によって一変することを体感している。 ▼彼と同棲することに

大阪泉州・男の街でゲイが生き抜くために

2つめの投稿にして「僕はゲイです」というさっそくハードな話(プロフィールにしれっと書いていますが)。同性愛に本能的に嫌悪感を抱かれる方は閲覧をご遠慮ください(そんなグロいこと書いてないけど)。 老若男女が愛する祭りの片隅で僕の地元・岸和田では誰もが知る、だんじり祭りをテーマにした楽曲の歌いだしにこんな歌詞があります。 今の時代、「男の町」という表現はともすれば批判の対象になりそうなものですが、実際に今でもだんじり祭りの運営はほぼ男性が執り行っています。女性は祭りの間(準備

5chの同性愛サロンが大好きでした・・・が、ブログやnoteを始めると訪問頻度が激減しました

ちょっと前まで5chのヘビーユーザーで、書き込みやらスレ立てやらしてました。 別に何かを叩いたり批判していたりしていたわけではなく、しょーもない雑談をするのが好きで。 同性愛者である私は、専ら「同性愛サロン」に入り浸っていました。 おねえさま方とのおしゃべりが大好きで。 自分語り的なこともしていたのかな?自分のことについて話すというよりは、自分のしょーもない妄想を垂れ流しして。 長文でしたためるのが大好きでした。 ここ最近の私の5ch書き込み①私の妄想スレ「刑務所あがりの