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それぞれの経験

上司と2人で会議があった。
最近の仕事の進捗報告のためだ。
ワタシはウキウキしながらで30分間
会議を使用するための予約をした。

最近は、仕事がすごく順調に進んでいるので
会議の内容自体はすぐに完了し5分で終わり
話は恋愛の雑談へと変更された。
ウキウキしながら予約をした理由がこれだ。

お互い好みのタイプは大体知っているので
新たな好みのタイプを共有するための
会議となった。

まず、お店に入店するときは
先に入る派か入らない派か
上司は、相手に先に入って欲しいらしい。
ワタシもどちらかというとそうだ。
そして、その後が重要。
ドアを開けてこちらが入るのを
待っていてくれるか
相手がお店に入ってそのままドアから
手を離されるか、どちらがいいかだ。
つまりこちらが入る際に
ドアが開いているかこちらに向かって来るかだ。
上司はドアを開いて待っていてくれる方がよく
ワタシドアがこちらに向かってくる方がいい。
むしろ突撃してくるのが尚いい。

「そんな人は、いないと思う」と言われたけれど
どうしてもそこは譲れない。

それはオラオラ系がいいってことでしょ?
と言われたけれど
そういうことじゃない。
゛ドアぐらい自分で開けろよ゛精神を
持っていて欲しいわけではないのだ
あくまでも、゛あまり周りを見ていない゛
のが好きなのだ。
わざと開けていないのはなんか違う。
と伝えたら余計に混乱させてしまったらしい。

上司は昔、交際相手が立っている時に
腕をブラーんとしている姿を見て
好きの感情がなくなってしまったことが
あるらしい。
そういう経験が多く、悩んでいた。

ワタシもなんとなくわかる。
これはワタシも悩み事の1つだった。

一度、ドアを開けないタイプの人がいて
凄くいいなと思い始めた頃に
「水筒、重そうだから持ってきたよ」
とワタシの水筒をワタシの元まで運んでくれた時に
恋愛感情がなくなってしまったことがある。
自分でも意味がわからない。
相手は真の親切心でしてくれたことである。
下心があった訳でもない。
すごく失礼な話だ。すみません。

けれど急に優しくされるのが苦手だったのだ
どんなに些細なことでも。
水筒の存在に気づかないぐらいの人が
きゅんとくる。
本当に失礼な話である。
そういう考えが根付いてしまったのだ。

ワタシのこの気持ち分かりますよね!?
と言わんばかりの勢いで上司にこの話をすると
「それはおかしいよ。」
と冷静に返された。

今回も新しいそれぞれの好みのタイプを知る
会議となり、とても充実した時間だった。
会議室に入室してから1時間経過していた。

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