僕は港区の綺麗なお姉さん達のおもちゃだった
痩せたい。
僕は最近、痩せてたときのことを思い出す。
そんな事を考えているからだろうか、自炊をするようになった。
今日のお昼ご飯は、鶏もも肉とキャベツの中華炒めを作り、ご飯1合とフリーズドライのなめこの味噌汁を飲んだ。
鶏もも肉をカットして、にんにくチューブと塩で揉んで、片栗粉をまぶす。オモテとウラを焼いてから、キャベツを入れて、蓋を閉める。
キャベツがしんなりしてから、ウェイパー入れて、思ってる3倍粗挽き黒こしょうをいれた。
夕飯は、ポトフを爆食い。じゃがいも3個、にんじん1本、玉ねぎ1個、キャベツ4分の1個、ベーコン100gで作り、一回で食べきった。
カロリー計算してみたけど、671kcalだったから太ることはないだろう。
今日一日のカロリーを計算してみた。
毎日続けば痩せるけど、続けるのが難しい。
ちなみに僕の身長は188cmで体重が110kgある。だいたい基礎代謝が2300kcalぐらいだから、これだけ食っても痩せるだろう。
逆に今までどんな食生活をして110kgになったのか。それは今日みたいな食事の3倍量とか食べてる日がたくさんあったからとしか言えない。
こんな僕でも20歳のときは体重が78kgで体脂肪が1桁台の時があった。このときは誰が何を言うとイケメンだったと自負があるし、モテた。
そして78kgだった自分と110kgになった自分のモテグラフを作成するとこんな感じになるだろう。
汚い図だが許してくれ。モテた自慢の話になると思う。ごめん。でも最終的にモテなくなるから安心してほしい。
20歳体重78kgBMI22ぐらいのときのモテ具合
188cmで78kgで体脂肪率10%以下なら、別にブサイクでもモテるのは想像できると思う。
誰も信じてくれないかもしれないが、この頃の僕はいわゆる元祖パパ活女子であろう港区に住むお姉さん達によく遊んでもらっていた。
この頃は毎日のように六本木のクラブに行っていて、なぜかお金を持ってそうなアラサーぐらいの綺麗なお姉さんと仲良くなることが多かった。
特に仲良かったのが超有名芸能人の愛人をしている子で、この子にいろんなところに連れていってもらった。
東京生まれだが、所詮三多摩出身の僕には、想像できないような世界を見せてもらっていたと思う。
ある一日を紹介したい。
金曜日、その子とその子の友達と待ち合わせして、六本木で適当に遊ぶ。全員可愛かった。
クラブに行き、VIPに連れてかれる。当然、お金は支払っていない。
適当に朝まで飲んで踊ったら、朝飯を食って解散する。そこで一緒に遊んでた一人のお姉さんにこっそり声をかけられ、麻布十番のマンションにお持ち帰りされる。
その子の家で昼間で過ごしたあと、13時ぐらいにまた六本木に呼ばれる。
東京ミッドタウンのうらにある檜町公園とか、ミッドタウン・ガーデンがある場所だ。
昼から六本木周辺に住む金持ち達のワイン会に参加する。小金持ちが芝生にレジャーシートを引いて、つまみやワインを持ち寄り、楽しむ会だったと思う。
20歳が参加する会ではなかったので、とても興味を持たれて、ちやほやしてもらった。
参加している人のほとんどが10個以上年齢が上だったので、話が合わなかった。
つまらなかったので、公園にあるストリートのバスケットコートでよく知らん外国人達に混ぜてもらってバスケをしてた。そんなのもお姉さん心をくすぐったのかも知れない。
汗ダラダラの僕は、その会の終わり際にアラサーのお姉さんのグループに僕だけ誘われて、ミッドタウンの1階にあるリオ・ブルーイング・コーで飲む。
さっき調べたらそんな名前の店だった。
汗臭いまんまである。その日も汗臭いまま別のお姉さんに白金のマンションにお持ち帰りされた。
そのあたりから複数の綺麗なお姉さんグループと遊ぶことが増える。週末はだいたい銀座か六本木で遊んでいたと思う。
そんなきれいなお姉さん達に、僕一人という構図もあってだと思うが、一回六本木のクラブで、一晩に10組以上に逆ナンされたこともあった。
「お兄さんかっこいいですね。何してる人なんですか?」って。
別に僕のマインドはヤリチンではないから、そっけなかったと思う。このときは、遊んでたんじゃなくて遊ばれていたから。
美女を数人引き連れて、ハーレム状態でクラブのフロアから見えるVIP席で飲んでいたから、すごい人に見えたのかも知れない。
実際は僕が引き連れられていて、綺麗なお姉さん達のおもちゃだったのだが。
これが一番痩せているときのモテ具合だった。外見だけでちやほやされていた。
25歳体重100kg経営者→25歳体重90kg一文なしのモテ具合
突然話が飛ぶが、25歳のとき、僕は会社をやっていて、会食ばかりしていた。多少お金も持っていて、25歳でめでたく100kgになる。
このときはモテなかった。お金を持って、お金で適当にしているのを見抜かれていたんだと思う。
高いご飯に連れて行くからモテるわけじゃないと、本当に思った。
そして、会社を黒字倒産させて、何もかも失ったあと、なぜかモテ始めた。
自暴自棄でクズさ満開だったからだと思う。あと一番太っていたときから、10kg痩せたから見た目に対しての自信を少し取り戻していたのだろう。
まだ僕を可愛がってくれる社長達はいて、ギャラ飲みに連れてかれたりする。そこでよくお持ち帰りしていた。お金がまったくないのに。
あと僕は20歳で東京の遊びを知ってしまったから、35過ぎぐらいに成功した社長は遊び方を知らなかったので、クラブのVIPでの遊び方を教えてあげた。
このときも毎晩のように六本木や銀座に呼び出されてたと思う。
そこでもなぜか一番お金持ってないのに、お持ち帰りできることが多かったと思う。
体重は90kgだったが、クズさがいい塩梅だったんだと思う。
結局そのあとは、歌舞伎町や池袋のキャバ嬢の家を転々として、なんとか暮らすようになる。
30歳110kgのモテ具合
これは今なんだけど、モテない。モテないというより、デブであることに自信をモテなくて、男としか飲みに行かなくなってしまった。
彼女とも別れて、毎日家で仕事をして近所で飲む生活をしている。いつも一人で闇を抱えて、変なnoteを書く男になってしまった。
結果的に、体重とともにモテなくなったが、たぶん人前にでたいと思えるかどうかが重要なんだと思う。
そう考えると痩せたらモテるを目指すよりも、痩せて普通に人と接することを目指したほうが良さそうだ。
自炊を増やしているのは、お金がないからというのもあるが、やっぱり痩せたいとどこかで思っている。
そして痩せれば、また人生変わるんじゃないかと期待してしまう。今はもうそんな派手に遊びたいという気持ちはない。
とりあえず年内110kgを100kg切るぐらいにしたい。その様子はnoteにも書くと思う。
結局モテ自慢になってしまった。過去の栄光的な話になってしまった。これだから僕という人間は恥ずかしい。
恥ずかしいとか言っとけば、自慢話とバランス取れてるだろうって安易に思ってるのが本当に痛い。
終わり。
大木ウド(@udonotaiboku81)
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