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岐阜暴威さん シン・ブラックマンデーを引き起こし爆死寸前へ




トランプの宿敵


2024年7月、世界を揺るがす大ニュースが飛び込んできました。


大統領復帰を目指す共和党のドナルド・トランプが狙撃される暗殺未遂事件が起きたのです。

弾丸はトランプ氏の耳元をかすめました。


会場から引く際、トランプ氏は右腕を高々と掲げました。
会場からはUSAコール。イーロンマスクは早速トランプ氏の画像を投稿。
瞬く間に世界中へ拡散されました。


トランプ氏の頑強さと不死身さを強烈にアピールした1枚。
大統領選はトランプでほぼ確実なのでは?というほど世界に与えたインパクトは大きいものでした。

そう、この男が呟かなければ・・・・。


『Mr.逆神』岐阜暴威さん。

4年前、トランプ氏を落選させた事であまりにも有名なこの男が再びトランプ氏に揺さぶりをかけます。


カールマルクスは歴史は1度目は悲劇、2度目は喜劇として繰り返されると書きましたが岐阜さん2回目のトランプアタックには流石に株クラも失笑。
どれだけ落としたいんだよと総ツッコミが入る事に。



その後、ジョーバイデン大統領は大統領選からの撤退を表明。
後継者にカマラ・ハリス副大統領を指名し、民主党が勢いを取り戻し始めます。

現在の世論調査ではほぼ拮抗状態。トランプ確実(ほぼトラ)と言われた情勢はガラリと変わりました。
岐阜さんあんたまたやらかす気なんか!!


嫌われた男



昨年は歴史に残る捲りを見せ年間収支プラスだった岐阜さん。
ところが、今年はいつもの岐阜さんに戻っています。

トレードでは数々の曲げっぷりを見せ、新NISA組にも早速岐阜暴威の名を刻み込ませることに成功。

トレード以外でも暴威ワールドは絶賛展開中。

あの週刊誌AERA(朝日新聞出版)の増刊号「AERA MONEY」が春に出版されました。


その企画の一つが「苦手な投資インフルエンサーランキング」。
誰がどう見ても荒れる奴です。

好きの反対は無関心、という言葉があるように苦手(嫌い)な○○ランキングもある種の人気ランキングみたいなものです。

一度は目にしたことがある、聞いたことがある投資家がずらり。


無論、投資系インフルエンサー人気ランキングも掲載されています。


何人かは漏れていますが、苦手ランキングで名前の挙がっていた投資家の大部分はランクインされています。
やはり人気商売、恨み買われてなんぼってところでしょう。

さて、2つのランキングを見比べてみると岐阜暴威さんが人気ランキングにいません。

苦手な投資系インフルエンサーランキングにのみ入っています。


さいもんさんが言うカラクリを信じるとしても、岐阜さんの国語力でAERAに寄稿は夢のまた夢。
ならば組織票に頼るしかありません。
岐阜さんには1000人を超える暴威軍がいるのです。
次、同様な企画があった場合は投票を呼びかけたら余裕でランクインなはずです。


また、岐阜さんは年始から能登地震復興のため原付で石川に行くと宣言していました。
すっかりなにも言わなくなったのでいつものホラかと思いきや、とうとう実行に移しました。

感心する暴威軍でしたが、実際やったことは金沢におでん食いに行くだけでした。
落とした金は帰路の飛騨高山の方が多かったんじゃないか説まであり無論総叩きです。


7月に入ると女配信者「とりぷるおすし」ちゃんの不用意な発言によって岐阜さんにヤリチン疑惑が生まれます。
発言の真偽はこの際どうでもよく、「あんなハゲがモテるわけない」派と「モテないといってる奴は本質が見えてない」派であっという間に場外乱闘が起きてしまいました。

なお岐阜さん本人は配信で「とりぷるおすしちゃんとはセックスしてない。それ以外の人の事は言わない。」と含みを持たせた発言をして暴威軍女子(軍団構成員比5パーセント)の心をかき乱していました。


破壊の祈り


この岐阜さんセックススキャンダルが出た頃より徐々に日経平均が下がり始めます。

7月の終わりに差し掛かる頃には4万円を陥落してしまいました。


性行為をしただけで株式市場に絶大なインパクトを残す岐阜さん。
今まで数々の逸話を生んできた芸能人結婚(交際報道)アノマリーに岐阜さんの名前が刻まれる日はそう遠くないかもしれません。


7月31日の日銀会合。
前日、お得意の逆張りでポジったロングを手放してしまった岐阜さんは株価が上がらないように利上げを願います。

御祈りトレードとは比べ物にならないほどの怨念が画面越しからも伝わってきます。半分鬼の領域に足を踏み入れてます。


13時前、日銀は利上げを発表。いつもより遅い発表に昼休み中の兼業トレーダー達の便意は爆発寸前だったことでしょう。


欧州時間になってからドル円、日経指数は下に加速し始めます。
岐阜さんにとって念願の展開。
皆が引くほどに煽りまくります。


※彼はノーポジションです


皆が損するのなら俺は儲からなくていいという珍言も残していた岐阜さんの歪んだ価値観。

余計なヘイトを買って今後のインフルエンサー活動に支障がないといいのですが・・・・いや、もう出てるか。


ショットガン・ロング


暴落を待望していた岐阜さんですがこの絶好のショートタイミングでやっぱりロング宣言をしてしまいました。

ロンガー達にとっては死刑に等しいポストです。


個人の旺盛な買いでなんとか耐えていた日経でしたが、岐阜さんのロングが最後の一押しになったのか。
とうとう崩壊が起きてしまいました。


当の岐阜さんは同値撤退で一命をとりとめます。

主要因なのにまるで他人事のように日経の冥福を祈る岐阜さん。完全に鬼です。


市場のカンフル剤は1つしかありません。岐阜さんのショートです。

しかし、相場の期待虚しく岐阜さんはまだロングで勝負します。


今まで紙一重で逃げ切れていた岐阜さんでしたが、ここでとうとうマーケットの悪魔に足首を掴まれてしまいました。


岐阜さんはそれでも攻めてノックアウトオプションの買いもぶち込みます。
本気でマーケットを破壊しにいってるのでしょうか。


なお、この日はアメリカの雇用統計発表日。
結果を受けて米国株も軒並み下げてしまいましたが、あのオレ的JINさんがピンポイントで底ショートして損失喰らっていました。
トレアイTVコンビは窮地でこそ輝きます。


岐阜暴威さんは結局、ロングポジションの週跨ぎを決意。

『顔芸王』高橋ダンさんも連日買い宣言をポスト。
週明けの相場がどれくらい暴落してしまうのか・・・。


運命の月曜へ


ベテラントレーダーとして暴威軍からアドバイスを求められた岐阜さんは迫真のポストを投下します。

FXがやめられず、すぐに無謀なハイレバチャレンジをして、見切り発車で無職になった岐阜さんが言うと説得力がありますね。


迎えた運命の8月5日。

岐阜暴威さんは相場スタートと同時に高速損切を敢行。なけなしの資産を守ります。


ポジション持ってたら、切ってなければが常套句の岐阜さんですがこの損切りに関してはファインプレーとなります。

日経平均は『世界の相場』サイトの枠をぶちぬくほどの勢いで下落しました。



数々の相場を見てきた岐阜さんは流動性の観点からスケベロングをしようとするトレーダー達に警告をします。


そしてそれから15分後、岐阜さんは戻り高値でロングしました。
なんでやねん。


そして歴史に残る午後が始まりました。


昼休み中に兼業投資家が一斉に売り注文を出した影響なのか日経平均は安値を更新します。

そしてここから大雪崩。

とうとう日経先物へサーキットブレーカーが発動しました。



岐阜さんは自分の様な古参トレーダーの強みは下落時のディフェンス力にある、とほざいていましたがあっという間に余裕がなくなります。
余裕あるトレードやってる姿、ほとんど見た事ないです。


サーキットブレーカー解除後もどんどんと下げ幅は拡大していきます。

相場で散々いじられてきた日経ダブルインバース(通称:印旛)はストップ高を記録しました。



14時過ぎにはとうとう下げ幅が3500円へ。

バブル最高値(終値ベース)38915円と共に語り継がれてきた1987年ブラックマンデー下落幅3836円更新が現実味を帯びてきました。


そしてとうとう未知の領域 -4000円 に突入しました。


日経先物は午後2回目のサーキットブレーカー。阿鼻叫喚です。


岐阜さんの余力もマイナスに突入。土日に勇ましく投資リテラシーを語っていたベテラントレーダーの姿はもうどこにもありません。
荒野を彷徨う禿げた羊です。


日経平均もここまできたら下げるだけ下げたれ!と思ったのか下値を怒涛のスピードで掘っていきます。

引け20分前には-4500円に到達。もうここまできたら現実味を感じられません。


『世界の相場』もとうとう値動きについていけず更新が止まってしまいました。

日経平均先物は一足早くついに-5000到達。



最終的に日経平均は-4451円でクローズしました。

1987年、日本が米国ブラックマンデーの余波を喰らったのは翌日の火曜日でした。

今回文字通りの日本版ブラックマンデー、シン・ブラックマンデーとなったのです。


歴史的暴落をバイサイドで迎えてしまった岐阜さん。
この勝負強さと引きはやっぱり『Mr.逆神』です。

心に傷が残るものの、インフルエンサーとしての責務を感じてか配信をしてくれます。

興奮しすぎたのか脱がないと正気を保てないのか、上半身裸で相場を語ります(古参からしたら正装)。

とにかく絵面が汚いです。

「なんであそこで日経ロングしたねん!!」と叫ぶところは筆舌に尽くし難い汚さになりました。


後々YouTubeにBANされるんじゃないか?



もしかするとここまで己を晒しても岐阜さんはたくましく生きてるのだから、皆も損失に負けずに生きようぜという熱いメッセージを送りたいのかもしれません。

それならみんなの幸せと世界平和のために真っ先に日経ロングを損切してもらいたいです。

そんな岐阜さんが人生と過去と投資手法をたっぷり語る動画が公開されています。

日経新聞元記者の後藤さんと対談したリハック。

以前、日経テレ東大学というチャンネルでトークした事もあるので息の合ったトーク(と岐阜さんのダメさ)が楽しめます。

この暴落を期に岐阜暴威という存在を知ってしまった方はまずこの動画を見て勉強してみてはよいでしょうか。
ちなみに深く知った所でほとんど役に立ちません。