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ビンテージジーンズ「501」


おはようございます!

東京は晴れです。
今週は陽が暖かくなって春を感じる陽気になりましたね。
ただ、春になると僕は花粉症なので、これはこれで辛い時期です、、。
皆さまはいかがでしょうか??

先日にリーバスジャンパン社の展示会へ伺いました。
大好きなリーバイス!!いろんなタイプのデニムが展開されてて楽しい時間でした!
そんな中でリーバイスでは”LEVI’S® VINTAGE CLOTHING(リーバイスビンテージクロージング)”コレクションがあります。
過去の貴重なロットナンバーを忠実に再現して作られた復刻コレクションです。
代表的な501シリーズをはじめ、made in the USAシリーズなど、時代を超えてタイムレスに使えるアイテムに仕上げられています。

今回はリーバイス501について話したいと思います。
参考にした本から説明してますが、色々な解釈もあるのでその点はご了承ください!

今ではたくさんの種類のジーンズがありますが、そのジーンズの中でも誰でも知っているジーンズが存在します。
それがリーバイス社が作っている「501」というジーンズです。
なぜ、501が注目されファンの多いジーンズになっているのでしょうか?
それは、世界で始めてジーンズを作ったリーバイス社の代表作であり、ジーンズの中でも非常に長い歴史を持っているためです。
ジーンズの代名詞であり、永久定番のモデルです。
そんな501ですが、長い歴史を持っているがゆえにそのディテールに様々な変更が加えられてきました。
その時代にあった特徴的なディテールの501はそれぞれに名前がつけられ、ヴィンテージジーンズとして楽しまれるので、マニアが多いと思います。
現在ではその希少価値は高まり非常に手に入りにくいものになってきています。
そんなビンテージ501の代表的なものをいくつか紹介していきます。


LOT S501XX [大戦モデル] 1944-1947頃

いわゆる大戦モデルと呼ばれる1944年から1947年に作られていたジーンズで、非常に人気のあるモデルです。
当時は第二次世界大戦中であったため、ジーンズに使われるパーツには多くの制約がありました。
そんな501には頭文字にsimplified(簡素化された)を意味する”S”がつけられています。
例えば、通常では糸で縫われてるバックポケットのステッチがペンキで書かれていたりと他にはない特徴があります。


LOT 501XX [ダブルエックス47モデル] 1947-1966頃

501のダブルエックスと言えばヴィンテージのジーンズの中でも王道であり、誰もが憧れるジーンズですね。
このダブルエックスは年代も広いため、その年代によってディテールに違いがあり、その違いで価値も変わってきます。
シルエットが細身ストレートが特徴です。



LOT 501XX [ダブルエックス55モデル] 1955-1966頃

ダブルエックスジーンズと言えばこのモデルです。
このモデルから、いままでのレザーパッチが紙パッチに変更された事です。
また、バックポケット裏の隠しリベットも、この1955年モデルが最後となり、この後に発売された1966年モデルからは廃止されました。
一番の特徴はシルエットが大きく変化しました。
アメカジらしいやや太めのストレートシルエットです。
でも、今流行っているシルエットですね。



501E [ビッグE] 1966-1971頃

ビッグEと呼ばれるモデルです。
1966年から1971年に作られていた501で、現在では小文字であるリーバイスの”e”が大文字であることからこう呼ばれています。
それ以前の501も大文字ですが、XXの表記はなくシルエットがやや細くなったりと現代のジーンズに近づいています。



501e [ロクロク前期] 1969-1970頃

ロクロクと呼ばれるモデルです。
シルエットは細く現在の501に非常に近い形をしているタイプです。
ヴィンテージジーンズとしての呼び名もここまでのモデルを指すことが多いです。
僕が初めて買ったヴィンテージジーンズモデルです。

多分、皆さんも501とは言わずとも思い入れがあるジーンズがあるのではないでしょうか?ジーンズにはそんな友人または家族のような存在になる素晴らしいプロダクトです!!

ここまで読んで頂きありがとうございます。

皆さんにとって良い週末になりますように!!


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