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「欲しい!」でも手が出せない自分

「欲しいものがあるなら手を伸ばそう!」
なんつって、言うのは簡単です。

「それができれば苦労しないんだけどね」
とかって、濁すこともありますよね。

やりたいことはあるけど、
願いを一旦視界の外に置いて、
日常へ再び戻っていく・・・
そうやっているうちに
時間が過ぎることもあります。

今日は、
欲しいものががそこにあるのに、
どうして手が伸ばせないのか

手に入れるまでにかかった時間は
無駄なのか?

そんなことを考えてみます。


1.三國無双シリーズがめっちゃ好きだった

ゲームの三國無双シリーズが大好きで、
狂ったように朝から晩までやっていた
時期がありましま。

大学3年のときだと思う
音楽サークルに入っていて、
音楽⇔三國無双の往来。

3年次は、見事に『取得単位ゼロ』をたたき出しました。
※ちなみに、4年次に2年分の単位を取って卒業できたんですけど、この話は最高に面白いので、また今度しますね。

朝からゲーム屋さんに行って、
ソフトの裏面の説明を穴が開くくらい読んで
家に帰ってきても、すぐには始めずに
説明書を穴が開くくらい読んで、
ホクホクにやにや。

満を持してゲームスタート!

ゲームを始めて、
気が付いたら朝になる。
買ったばかりのゲームをプレイするときの
あの興奮は、すさまじかった。
ギンギンにみなぎっていたよね。

ちなみに一番好きな武将は周泰でした。


2.欲しいものを手に入れるのが怖い

わたくしごとですが、実は、今日、
「ずっとずっと欲しかったもの」を買いました

コーチとしてやっていく過程で、
これは自分の手もとに
置いておきたいな!と思ってたもので、

実は1年以上も前から欲しくて、
WEBの紹介ページを
上から下までなめ回すように何度も読んでました(笑)

全く手の出せない金額ではなかったです。

でも、買えなかったのは、
なぜか?
その買い物が自分に見合っている自信が無かったから。

そういえば、中学生の時に
お気に入りの服を着て出かけたら、
いじわるな同級生に、
「おいそれ!だっせーな!」
と言われたことがある。

今思えば、鼻くそピーン!って感じだが、
ニシダ少年の心はいたく傷ついた。

欲しいから買うだけ、
好きだから身に着けるだけなのに
他人から干渉されるなんて!!!

「欲しいものを手に入れても、
 自分はそれに相応しくないんじゃないか・・・?」
そんな恐怖心が
私の中にずっとある、
ということに気付きました。


3.勇気を出して買って、わかったことがある

でも今日、転機が訪れた。
思い切って買った!買えた!

買ってみて分かったことがある。

それは、買ったって何も起きないということ。
これ当たり前。

もっと正確にいうと、
「買える自分が欲しかったんだ」
ということに気づいた。

何を買ったのか、
ということももちろん大事なんだけど、
「これを買ったから、最高の自分になれる」
「これを手に入れたら、幸せになる」
みたいな単純な話じゃなかったってこと。

「欲しいものが買える自分が欲しかった」
ってことに気付いた。

欲しいものを手に入れるまでの過程において、
自分が自分に許可証を出すことができた。

「好きにやんなさい」と自分から
自分に言ってやれるんだ、ということ。

ですので、「買う」が先に来て、
そのあと自分が変わるんじゃなくて、

買うまでの過程でこっちが変わっていって
結果的に「当然手に入れる」という状況になっている。

あーそういうことか!
と思った。


4.「欲しいもの」を考えるときに

コーチングセッションでも、
「~になりたい」
「~を手に入れたい」
という願望を目指して進むことがあります。
それ自体は大いに素晴らしいことです。

ただ、「願いが叶う」の本質は、
「叶うかな・・・」と不安だったものが
「叶うに違いない」という確信へ変わっていくまでの
プロセスそのものに宿っているんだと思うんですね


5.「欲しいものがあるなら手を伸ばそう」って言うけども

「欲しいものがあるなら手を伸ばそう」
とかって言われることもあります。

めちゃくちゃ正論だと思う。
でも、手を伸ばせない人もいる。
手を伸ばせない時がある。

そんなときは、
自分がその願いに向かうプロセスの
どこら辺にいるのか、
考えてみるのがいいかもしれない。

何も起こってないように見えて、
確実に一歩ずつ、それを欲しがっている限りは前進しているよ。

そしてどこかで
「自分がそれを手に入れてないのはおかしい」
というゾーンまで突入した時、
願いは自然の手の中に収まってくるように思う。

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