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いつも同じパターンで悩んでいる方へ

同じパターンに入る、というのは
「思考のオチが同じ」ということです

例えるならば、
ちょっとつまずいただけで、すぐ捻挫する足首みたいな。

「くせ、ついちゃってますね」
ということです。

そしてこれは、頭の回転が速い人ほど、
「これ、いつものパターンやん(ずーん)」
という風に少ない情報から、
結論までを飛躍させることが多い
ように思います。


例えば
中学校時代、授業で間違えて恥ずかしい経験をした
 ↓
「人前で話すとき、恥をかくのが怖い」
 ↓
恐怖を抱いたまま時間がたち、
別の人前で話すシーンで、少し噛んでしまった。
この甘噛みで一瞬にして頭が真っ白になった
 ↓
『自分の考えを言葉にすると、恥をかく』という
飛躍した信念の形成

みたいな風にして、
少ない経験から大胆な信念を作り上げる。
「思考が速いこと」が「変な飛躍」になりやすい。

また頭の回転には、2種類あって
思考が粘り強い人と、そうでない人です。
粘りが無ければ
「半径2メートル以内の情報で結論を出し、納得する」
みたいな感じになってしまう

半径5メートルくらい探求してみると
全然違ったものが出てくるかもしれないのに、
思考が速い人は半径2メートル以内の探索が速いので、
半径5メートル先には辿り着かなったりする。
=いつも同じ、なおかつ飛躍した結論が出る


これが「同じパターンで悩む」の
メカニズムなんじゃないか?
と思っています。


頭の回転が速いのと、思考の質の高いのとは、全然違うという話

世の中には頭の回転が速い人もいれば、
遅い人もいます

今日は、そこを比べてどうのこうの
という話がしたいのではなくて
「自分の思考を速やかに整理できる」
ということと
「質の高い思考ができる」
というのとは全然違うなと。
私自身、仕事柄多くの方の話を聴いていて
思ったりするわけです。
今日はそれについて話したい。

私は「コーチング」と言って、
「内省を促進し、行動を変容するための対話」
の提供を仕事にしています。

と言っても私はコーチングをしながら
「アーこの人は思考の質が高いなー(低いなー)」
と評価を下しながら話を聴いているわけではありません

私の興味は、
「この人の思考はこの人自身を幸福にさせているだろうか」
というところにあります

いつも同じパターンで悩んでいる人は、
「自分の思考の癖を疑うことができる」
「いつもよりも粘って考えてみる」
というのが、その人にとっての質の高い思考なんじゃないか?
なんていう仮説を持ちながら
話に耳を傾けているということです

コーチングを受けてくれているクライアントが

そういえば、前も同じようなことで悩んでたことあります!

ということに気付き始めたら、
「そのときは、どんな風に解消したの?」
という風に
パターンから脱却するシナリオの可能性を追求してもらったり

もしくは、
「今と前回とで、何か違うことってある?」
という風に
パターンなんかそもそも存在しないかもしれないという
仮説を示唆してみたり、

ここにはコーチである私と
クライアントとで繰り広げる「思考の実験室」
が広がっているわけです

しかし思考の実験を繰り返すだけでは
半径2メートルよりも外側へんは行きにくい

しかも、一人で思考の外側へジャンプするのは
かなり難しいです。
自分一人で考えるよりも深く遠くへ行きたいのですから
当然ながら、自分一人で行くには限度がある

だから私はコーチングを提供してます
コーチングでは、
「無条件の肯定的姿勢」を大事にしています


コーチングはヒーローインタビュー

最近、「ニシダさんのコーチングを一言で言うと?」
と質問されて、
とっさに出てきた答えが「ヒーローインタビューです」
だった。
我ながら、良いこと言うな~と(笑)

クライアントはコーチの思考実験に付き合うモルモットではありません。
人生を鮮やかに描いて生きていく、
その人の人生の主人公であり、ヒーローです

思考の実験は、
あくまで自分を客観視するための「お試し」であって
そこには人生のすべてが存在するわけではないです
コーチングの時間よりも、コーチングが終わってからの人生のほうが長い。

だから、コーチングの時間は
「欲しい未来を獲得したヒーローだとしたら」
「自分の人生の主人公として歩んでいる」
という前提で色々なことを聞かせてもらう。

どんな困難があるんだろう
その時、どんな風にそれを受け止めて
そして次に進んでいったんだろう

それをめいっぱい聞き届けているうちに、
人は普段自分一人で考えるよりも
自然と遠くへ、深いところに思考が飛んでいきます。

「アーあんなことを感じていたのか」
「今思い出したんですけど実はこんなこともあって・・・」


同じパターンに入るのは思考の速さと
思考を遠くへ深く突き詰める粘り強さとの
バランスが上手いこと言ってないからではないかと思います

ぜひコーチングを受けてみてください。

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ニシダのコーチングを受けてくださった方の感想


「自分を引いたところから見れて、物事が継続できるようになった」

一人だとワーッと視野が狭くなるところがあるんですが、ニシダさんと話していると、いつの間にか自分が幽体離脱してるみたいになって、「あ、俺ってこんなこと考えてたんや」と少しだけ立ち止まらせてくれる。
すると、視野がパッと開けていく感じがして、本当に自分が大切にしていることが整理される。「なぜこれをやりたいのか」がすごくクリアになっていくので立ち止まることがかなり減ったし、始めたことが継続できるようになりました。
個人事業主 S・Iさん

「やりたいことを保留にしている原因が発見できた」

やりたいことを保留にしている原因が、優先順位の低さにあることが発見でした!
理想が叶った先の事と広げていただいた時、できて普通と感じる自分に気がついて、できない自分にジレンマをもってることに気がつきました。
ありがとうございます!
講師業 N・Nさん

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