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ネジ卸業販路拡大のため、学習の中で見つけた「購買支援サイト」という新たな視点

▼東京都「DX人材リスキリング支援事業」※にて、集客・売上向上コースを受講されている株式会社ネジマツの松島洋介さんに現在の学習方法について取材しました。

松島洋介さん(株式会社ネジマツ
建築業界向けの卸業を主に行っており、一般・JIS規格ネジの他、装飾ネジや装飾鋲の企画・販売も行っています。取り扱いネジの種類は17万種類。創業55年で、16年前に叔父様より引き継ぎ、松島さんが代表取締役に就任。


DX技術を活用した新しい取り組みにチャレンジしたい

-このプログラムに参加したきっかけを教えてください。
現在のホームページは、2002年に私が職業訓練校に通って作成しました。その後、定期的な更新やメンテナンスを行ってきましたが、SSL化などの対応やリニューアルを考えていました。新しいことにチャレンジしてみたいという性格でもあるため、DX技術を活用した新しい取り組みにチャレンジして販路開拓をしたいという想いもあり、このプログラムに参加しました。

ノートを活用した効果的な学習方法

-現在の学習方法を教えてください。
1日の業務が落ち着いた17時から学習をはじめます。
Udemy Businessで学習する時には、まずは講座全体に目を通します。おおよその視聴時間を把握するためです。その後、ノートに動画タイトル・セクションタイトルを書き出し、気になる点はメモするようにしています。
ノートは、すぐ見直ししやすいように必ずA4ノート1ページにまとめるという工夫をしています。

学習の中で見つけた「購買支援サイト」という新たな視点

-松島さんが特に参考になった講座があれば教えていただけますか。

荒瀬光宏さんの「デジタルトランスフォーメーション入門講座(文系の方にもよくわかる)2023年度版」がおすすめです。この講座では、最新の事例や戦略が反映されており、特にECサイトと購買支援サイトについての話があります。購買支援サイトとは、価格コム・食べログ・エムスリーのようなプラットフォームです。当初は、販路開拓という視点だけでECサイトの構築を検討していました。購買支援サイトというアイディアがなかったため、非常に参考になりました。実は、荒瀬さんの考え方をもっと知りたいと「1冊目に読みたいDXの教科書-なるほど図解-」という本も読みました。

SNS活用と購買支援サイト構築への意欲

-今後の目標を教えてください。
SNSの活用の幅を広げたいですし、購買支援サイトのようなプラットフォームを作ってみたいです。学習することでやりたいことが増えました。
これまでも、興味を持ったことにはすぐにチャレンジしてきました。また、自分でできるようにと積極的に取り組んできました。最近ではプロに任せることも必要なのかなという考えも持つようになりましたが、できるだけ知識は身に着けておきたいと日々学習をしています。


※東京都では、2023年度現在、都内中小企業を対象にしたDX人材を育成するための学習プログラム、「DX人材リスキリング支援事業」を実施しています。(事業概要はこちら
※本記事は、株式会社ベネッセコーポレーションが東京都の許諾の下取材を実施しています。