意識の高いマネージャー
昨日のレイクタウンでのイベントの帰りに立ち寄った、別の現場でのこと。
メモを片手に、スマホで写真を何十枚も取りながら、熱心に機材やステージ周りの確認をされている20〜30代の女性。
現場のスタッフの方かと思ってご挨拶したところ、ある男性デュオのマネージャーとのこと。
「私の仕事はスケジュール管理だけでもないし、お守りや運転手じゃないし、甘えさせて人間性を下げることでもない。」
「一つでも多くの現場に先に足を運び、リスクを回避させ、最高のパフォーマンスをさせたい。」
「分単位で忙しくなることを想定しているから、自分は秒単位で動く。」
「人から聞く情報は信用しない。事故があったら自分たちに直撃するだけ。しかもミスの責任を相手にも負わせてしまうのは私のプロとしての意識が許さない。」
「これをアーティストにも共有している。私の先の先の先の誰だかわからない人にまで、心から感謝できない人間にステージに立つ資格はない。」
・・・こんな意識の高いマネージャーがいるのか。
それが当然なのかもしれないけど、ちょうどマネジメントの話をした帰り道だっただけに、興奮しました。
「私たちは絶対に成功するから、絶対一緒に仕事をしましょう!」というキラキラを通り越してギラギラした彼女の目が忘れられない。
今日は伊勢丹松戸店。
僕の役目はキャスティングなので、当日は立ち会うだけなんですけど、現場には目に見えない収穫や学びが必ずあるので、可能な限り現場に足を運ぶようにしています。
今日も誠心誠意、頑張ってきます!
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