トランスキッズを守れ

アメリカ、ミズーリ下院議員のイアン・マッキー氏が党員集会で行ったスピーチがパワフルでした。(マッキー議員はゲイで既婚とのこと。)

いまアメリカでLGBQ+、トランスジェンダーの子供たちの存在をなきものにしようとしています。そのため子供たちも、大人も、アライも偏見と闘っています。スピーチは相手議員に向けたもの。動画の内容を以下に訳します。

マッキー:去年あなたが仰ったエピソードを覚えてますか?説明しますね。あなたのご兄弟が伝えたいことがあるけど怖くて言い出せない、とお母様から電話があったと。その内容は、彼がゲイってことだったでしょう?

相手:えー、伝えたいけれど、それを理由に愛する姪や甥に会わせないようにするんじゃないかと思ったらしいですね。

マッキー:なぜそう思ったんでしょうか。

相手:分かりません。そんなことはありえません。当時、子供たちは彼をとても慕っていました。

マッキー:ちょっと良いですか?あなたが私の兄弟だったら、私でもカムアウトするのが怖いと思います。なぜ怖いかって?こんなもの(差別法案)があるからですよ。こんな差別に執着している。こんな法案を通そうとしている。こんなものに時間を費やしているから!私だってあなたへカムアウトするのは怖かったと思いますよ。

あなたみたいな人が、昔は怖かった。私はミズーリ州の、明日、これを成立させようとしている学区の出身です。私はね、18年間!!あなたみたいな人たちと過ごしたんですよ。彼らは野球に連れて行ってくれたり、褒めてくれたりした、まさにその人たちがこのゴミのような差別に賛同している!(訳注:crap。あえてのゴミ)

私は早く町を出たかった。こんなゴミ法案なんて、即刻、却下するエリアに早く引っ越したかった!待ち遠しかったですよ。出て行くことができたから本当に、本当によかった!!
でも毎日考えるのは、まだそこにいる子どもたちのこと!こういう偏見まみれの法から逃げる術がない子どもたちがまだいるんですよ!

私はもうあなた方が怖くない。
あなた方を待つのは敗北です。
今日、この法案を通したとしても、この先、あなた方には敗北しかありません!

私もトランスキッズを守りたい。そのためには怒るノンバイナリー、レズビアン、大人の1人です。
主にデマを含むトランス差別に惑わされないで。

嬉しいです。ありがとうございます