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【本簡単まとめ】天才を殺す凡人

ザックリ言うと世の中に3種(天才・秀才・凡人)の考え方のビジネスマンがいて、それぞれの考え方をする人間をセグメント理解した上でコミュニケートすると昇華して仕事うまくいくぜ、という内容。
※細かく言うと3種+更にそのうちの3種のハイブリット及び、3種の特殊系が入って9種※下記参照

・【天才】一番ぶっとんでいて数字に表せないので理解されないけど、成功する差分(爆発力)がめちゃくちゃある。
・【秀才】理論派で元々あるものを改善してビジネス化するのが得意
・【凡人】沢山いるから数の理論で天才をつぶしちゃうことが多々あり(日本だと世界の中で更に多そう)。
凡人の中にも「スーパー凡人」=「共感の神」という重要な役割を果たす者アリ。

ファウンダーに多いのが天才タイプで、その時の副社長とか右腕に秀才が入ってくる。
天才が立ち上げた会社が大きくなって、0⇒1から1⇒1のフェーズになったら秀才タイプが社長になった方が上手くいく世界に。
総じて組織の中で大きな力になるのが凡人、更に言うならば各種のハイブリットの要素がある人間が緩衝材になってうまくプロジェクトを動かしている。
9つの人間の種類の中だと、あえて言うなら私は「最強の実行者」かと。(最強かはわかんないけど笑)

本自体の内容は厚いとは言えないけれど、サクッと読めて今の環境やら最近話題になった企業の役員の方々を思い描きながら、ああ、この人はあのタイプだな、なんて当てはめながら楽しめます。笑 

普段の仕事でもホールディングス所属で主要約6つある各事業会社との調整・折衝のコミュニケーションが多い方。その中で普段やっている”この方はこういう考え方するからこういう口当たりで”みたいなものが明文化された感じで大変すっきりする。あとはこの本を読んだ後に、ファウンダー系の本を読むと更に楽しめる(天才と秀才がいっぱい出てくるから。私はメルカリを読みマシタ。)そういう意味では快楽要素の高い本だな。

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■やること
【ステージ1】自分の才能を理解し、活かす
【ステージ2】相反する才能の力学を理解し、活用する
【ステージ3】武器を選び抜き、リミッターを外す
■基本の3種
・天才:「創造性」で評価
・秀才:「再現性」で評価≒論理性
・凡人:「共感性」で評価

1.主語を人メインで語る人。凡人に多い
2.主語を組織やルールなどの善悪で語る人、秀才に多い
3.主語を世界や真理など、超越した何かで語る人。天才に多い。

天才は凡人に理解してもらいたい
凡人は秀才を天才だと思っている
天才=アートの説明能力は低く、サイエンスは高い
イノベーションの影響力は高い

■詳細の9種
・創造性:天才
・創造性+理論性(再現性):エリートスーパーマン
・理論性:秀才
・理論性+共感性:最強の実行者
・共感性:凡人
・共感性+創造性:病める天才
・秀才亜種:サイレントキラー
・凡人究極進化:共感の神
・創造性+再現性+共感性:全てを理解するもの

■広くて浅い反発:狭くて深い指示 の比率により世の中に与えるインパクトが違う
①9対1 業界を覆す破壊的イノベーション
②7対3 多くの人に使われるサービス
③4対6 既存プロダクトの改善

(参考)キャズム理論
イノベーター:2.5%
アーリーアダプター:13.5%
アーリーマジョリティー:34%
レイトマジョリティ:34%
ラガード:16%

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