フランスの田舎での週末。プルーンの季節が到来～！

フランス、パリも暑い！
日本より湿気はないけど、なかなかこんな酷暑はないため、フランスの家にはエアコンが付いてないことが多い。
我が家にももちろんエアコンは付いてないので、午前中9時をすぎたら雨戸を閉めて、日光で部屋が暖まるのを防いでいる。
もちろん窓もきっちり閉める。
これだけで、だいぶ過ごしやすい。
明日から涼しくなるみたいだから一安心。明日はガシガシ(？)家のかたずけをこなしていこう。

先週末はシャンパーニュ地方の田舎に遊びに行ってきた。
ここも昼間は36度くらいまで上がるが、朝、夜は涼しくなる。そこがパリとは違う。パリの夜は、そこまで涼しくない(😢)

ここに来るたびに、どんな果実が実っているかがめちゃくちゃ楽しみだ。
6月下旬から7月にかけてシーズンのグロゼイユ(すぐり)は逃してしまったので、今回はその雪辱をはらそうと意気込んできた。

たくさん実ってるーーーーー！！！！！

(写真でわかりづらくてすみません)

木を揺らして、熟したものだけが落ちるので、それを拾う原始的な方法でミラベル(プルーンの一種)を収穫した。

落ちたミラベルをかごに入れていく。

完熟したミラベルはまるでマンゴーのような色合いでとってもとっても綺麗。
うっとり。
完熟ミラベルは見つけ次第、口に放り込む。

収穫したら、秤で重さを計量。
ここのお家は色々レトロな道具があってキュンとする。

今回収穫したのがこれで全部。まだまだ木にはたっぷり実っている。
合計で約10 KG くらい。

たっぷり採れたーーーー！

一部はコンフィチュールにして、一部は種を取ってから冷凍保存、一部は梅干しみたいにしてみることにした。
梅干しではなくミラベル干し、おいしくできるかドキドキするなぁ。

今回はまだ、正統派プルーンは熟していなくて、3週間後に訪れる予定なのでそこで収穫できますように～！かみさま～！

隣の畑からもらった巨大ズッキーニを肉詰めにしたり、バーベキューをしたり、セーヌ川で泳ぎまくって、森の中をランニングして、カヌーをして、芝生の上で昼寝をして、野生のブラックベリーを採りに行って、少し採れた野生のブラックベリーでタルトを作って、幸せすぎる週末を過ごせた。

贅沢なフランスの田舎の週末。

泳いだセーヌ川に空き缶が一つ浮いていてすごく悲しかった。
自然がずっとこのまま綺麗に保っていてほしいと切実に思う。

私たちができることは少しだけど、生活するだけでも自然を犠牲にしているのはわかっているけど、自分ができることはして行かなきゃと強く思い直した。

3週間後にはもしかしたら、シャンパーニュ用のブドウも収穫できるかもとのこと。

楽しみだ！