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バズワードとは

バズワードって言葉を聞いたことがありますか?

パスワードのタイプミスじゃないですよ。

その昔、イントラネットという言葉をインターネットのタイプミスもしくは読替えのミスと間違われたことがありました。懐かしい。

この言葉、結構便利で良い概念なので紹介したいと思います。


バズワードとは、もっともらしく聞こえる定義が曖昧な言葉の事です。

意味も正しく分かってないのに、やたらと聞いたことのない外来語を使っている人、周りに居ませんか?

こういう風に使われる言葉がバズワードになりやすいです。

バズワードは「なんとなく凄そう」とか「新しそう」「流行りそう」な言葉が多いです。


古いものだと「ハッカー」は正しい意味で使われない言葉の代名詞だと思います。

ハッカーは元々は「雑だけど、巧く動く間に合わせの仕事をする」、「斧ひとつだけで家具を作る能力のある職人」「冷蔵庫の余り物で手早く料理を作る」という意味だったそうで、堅実に仕事をする人と真逆だが結果を残す人の事です。

転じてハッカーはコンピューター分野で技術的に優れた解析をする人で、犯罪者ではありません。

最近では犯罪者と区別するためにホワイトハッカーなんて言葉もできてしまいました。


近年だと「コンプライアンス」は元々は従順に従う事とかで簡単にいうと長いものには巻かれろって意味だけど、法令遵守と訳されてしまったからさあ大変。

法規に沿っていれば何しても良いのか?と批判されてしまいます。


ユビキタス、IoT、クラウド、Web2.0、人間力、複雑系、マルチメディア、ビッグデータ、アジャイル、アセット、インバウンド、OEM、スキームなどIT業界が多いです。

この世の中にはたくさんバズワードがあります。


言葉っていうのは厄介なもので、本来の意味を勘違いして間違った使い方をしても、普及してしまった方が勝ちです。

なぜなら意思を相手に伝えるためのものなので、元の意味などお構いなく通じたものが正義だからです。


新しい流行り言葉が出て来たら、それってバズワードじゃない?って疑ってみるのが良いです。

まずは、バズワードってバズワードじゃね?
からです(笑)

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