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「つもり」も積もれば「真」となる

偽善でいい。
背伸びしていい。
無理していい。
自分らしくなくたっていい。
矛盾してていい。

「つもり」でいい。


変わりたいけど、変われない。
認めたくない自分の性質が出てしまう。
ダメな自分が出てしまう。
ダメだと分かっているのにやってしまう。
余裕がなくて自分のことしか考えられなくなる。

そんな時こそ「つもり」でいい。

人間的に成長したい。
誰かに貢献したい。
人を育てたい、遺したい。

立派なことだけど、そんなに簡単ではない。
一朝一夕で、叶うものではない。

日々、自分と向き合ったところで、成長している、変化している実感がない。

だから、苦しい。辛い。逃げ出したい。向き合いたくない。

そう思えば思うほど、考えれば考えるほど
「自分は変われない」と思ってしまう。

そんな時だからこそ「つもり」でいい。

偽善でいい。
背伸びしていい。
無理していい。
自分らしくなくたっていい。
矛盾してていい。

「変わりたい」そう思ったときは「つもり」を「積む」。
一つ一つ「つもり」を「積む」。

「つもりも積もれば真となる」

人間的に成長したい。
誰かに貢献したい。
人を育てたい、遺したい。

すぐには上手くいかないからこそ、日々実践の継続をする。
上手くいかないからこそ、やる。
上手くいかないときこそ、やる。
簡単じゃないからこそ、積む。
簡単にいかないときこそ、積む。

そうやって自分を成長させて行こうと鼓舞し続け、実践し続けてきて、やっとほんのちょっと変わる。

そんなものである。

まさに「嘘も真になる」
「つもりも積もれば真となる」である。

そして、丁度いい量なんてない。

圧倒的にやって、やっと少し変われるかどうか。
死ぬほどやって、ちょっと身につくもの。

死ぬほど柔道をして、やっと少しは柔道家になれる。
死ぬほど読書をして、やっと少しは知識が身につく。
死ぬほど料理をして、やっと少しは料理人になれる。

死ぬほど自分と向き合って、死ぬほど勉強して、死ぬほど実践して、死ぬほど他者貢献して、死ぬほど愛することを追求して、やっと少し人間になれる。

そんなものである。

『私はお前たちに超人を教える。人間は超克さるべき何物かである。お前たちは人間を超克すべく何ごとをなしたか?超人は大地の意義である。』

『ツァラトゥストラ』ニーチェ

つもりを積もり、自己存在を超克していきたいと考え、行動し続け、振り返り、また実践し、それを繰り返す。

その先に理想の自分が鎮座しているのではないだろうか。
未来の自分から「よくやった」「ありがとう」と聞こえてくる生き方をしていきたいものである。

今日も「つもり」を積んで生きていくだけだ。
自分を超克していくだけだ。

理想の先にある、未完の結末を仰ぎみて、つもりを積み続けるだけである。憧れをもって。

変わりたいけど、変われないと苦しむあなたへ

「変わりたい」

その思いを大切に。

人は簡単には変われないが、必ず変われるから。

あなたならできる。
あなただからできる。
あなただからこそできる。

あなたなら変われる。
そんなあなたを応援しています。

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