充足感や満足感を得て暮らす方法を子どもに教わる
家で子どもと遊んでいると、「ええ、せっかく完成したのに……」と驚くことがよくある。
たとえば、積み木を全部使って積み上げたものを「できた!」と喜んだ直後に自分で倒したとき。
アンパンマンのパズルを完成させたと思ったら、「もう1回!」とにこにこしながらひっくり返してピースをバラバラにしたとき。
とんかち遊びにハマッて、ピンを全部打ち終えたあとに「またやるー」と言い、すぐにピンを抜き始めたとき。
私だったら、自分で完成させたことへの結果に満足して、しばらくその成果物を眺めてにやにやしたり、できたことへの喜びに酔いしれたり、家族に自慢しまくって「すごいでしょ?」と何度も褒めてもらおうとしたりするのに、長女はそうしない。
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