巻き爪になったからちょっと神を信じた

身体の不調には数え切れないくらい種類があるけど、

トップクラスで地味なものと言えば間違いなく「巻き爪」だと思う。

熱があってぼんやりするとか、喉が痛くて声が枯れるとか、鼻水が出るとか、そういう風邪症状なら素直に周りの人も体調を気づかえるし「ゆっくりしてね」と心を配れる。

夏に夫が手術した盲腸や、抜いたあとにしばらく腫れる親知らずも、そのわかりやすい傷痕や腫れ具合から「大変だったね」と同情できる。

だけど、足の親指の爪の端が少しばかり内側に巻き込み、それによって爪が皮膚に食い込んで痛いという「巻き爪」はあまりにも地味すぎるし、痛がっていても信じてもらいにくい。

人によっては「まだ痛がってるの?」とか「でも歩けるんでしょ?」と言われかねない。

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小林家のプライベートな日常生活がメインです。 SNSで公開するには個人情報すぎる内容や、実際にあった夫婦の会話、賛否両論ありそうな子育て法…

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