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首都圏→仙台移住から約1年~世界最高の子育ての街~

こんにちは。
世界48カ国・100都市以上を巡った経験を持つ私、内田が断言します。
仙台が世界最高の子育ての街です。

このnoteでは、その理由を説明していきます。


前提:

僕は元々神奈川県の相模原市というところ出身でして、昨年首都圏から祖母が住んでいた仙台の古民家(築50年強)に妻と0歳の娘と3人で移住してきました。

知り合いもほとんどおらず、家は荒れ放題だったので、なかなかに濃い1年となりました。


仙台の良いところ

仙台に移住してから1年が経とうとしてます。

これまでも(個人的)住みたい街ランキングの高い横浜の日吉、武蔵小山、流山おおたかの森に住んできて、それぞれめちゃくちゃ良かったのですが、子どもがいる今の自分たちにとって仙台以上に良いところはないんじゃないかと思っています。


道が広い=治安が良い?

仙台は市の中心部まで道が広い。
調べたところ、東京や大阪と比べて工業化が出遅れたために、街の開発も遅れたことが道を狭くせずに済んだ要因だとか。知らんけど。

それに伴って、人も穏やかで温かい人が多い気がしています。
車の運転もとても紳士的。

窓が割れてたらその地域の治安が悪化するという割れ窓現象というものがありますが、仙台ではそれが良い形で効果を発揮しているのかもしれません。

つまり、道が広くてゆったりした気持ちになれるので、結果として治安は良いし、県民性も穏やかになる、みたいに。


コンパクト且つ充実した施設

今は仙台南部の富沢というエリアに住んでいますが、ここからだと、仙台駅まで車でも電車でもたった15分、温泉街や山や海まででも30分。
しかも東北最大の街だから、施設はどこも十二分に充実してる。

特に、この温泉なんか最高です。
施設は綺麗で広々してるし、平日なんかほぼ貸切状態。

コストコもアンパンマンミュージアムもアウトレットモールもイオンモールもあるし、駅前には渋い飲み屋街も洒落たカフェでも何でもある。


人が多すぎない

都内で大きなイベントがあったら人混みが凄いことになるじゃないですか。
イベントじゃなくても通勤電車とか、週末の夜の新宿とかほぼ地獄ですよね。

そういう人知を超えたヤバイ人混みというのが仙台には全然ありません。
東北の三大祭りである七夕祭りの時でさえそこそこ普通に歩けるレベルでした。疲れたら七夕の飾りがある通り沿いのカフェですぐに休むこともできました。

これって、例えばヨーロッパの人がギュウギュウの通勤電車に乗らないみたいに、「これ以上は流石にしんどいな」という加減がそれぞれの中にあるんだと思います。
密集度の限度を超えるようなら、行かなくていいか、みたいな。

隅田川の花火大会にも行ったことがありますが、最早花火の美しさよりも人混みの多さに参っちゃって、むしろ行かなきゃ良かったと思ったくらいでした。
この辺の感覚はもちろん人それぞれだと思いますが、人混みが少ないというのは僕にとっては結構ポイント高いことのようです。


他にも色々

特に海鮮なんかは安くて美味いし(新鮮なウニをたっぷり載せたウニ丼がなんと1,800円。都心だったら倍以上はするだろうという質)、住んでるところは静かだし、空気が綺麗。

たまたま近所で見つけた定食屋で先述のウニ丼を頂きました。話を聞くと、県内でトップ3の定食屋に選ばれたこともあるらしいのですが、納得の味でした。


東京までの新幹線は早割のチケットが取れれば約2時間・8,000円弱で行けちゃう。

比較するのもアレですが、こんなに住みやすい場所は他にないのではないでしょうか。
元々は福岡に住みたいと思っていましたが、祖母の家というご縁もあったので仙台を選びました。
ですが、名古屋以西の都市は比較的人が刺激的で面白い分、街全体としてもちょっと激しめな気もしているので、ゆったりと子育てをしたい僕らにとっては、ここが一番良いかもしれません。(海外移住も考えているけど、マジで仙台を超えてくるところが無さすぎる、、特に最近は相対的に日本の物価がかなり低くなってきてるのも大きい)


古民家DIY

1年前にはほとんど廃墟と化していた母の生家。

祖母の書道部屋
ダイニングキッチンという呼び名が似合わない昭和の食卓(虫でも出てたのかな、キンチョール)
井戸のある半屋外


まだあれからたった1年しか経っていないのか、と思えるほど、今は見違えるように住みやすくなった我が家。
先日は初めて庭でBBQをやりました。
田舎暮らし、最高です。

(本当は今の部屋の写真を撮ってアップしたかったのですが、痛風発作がしんどいので諦めます。健康体だと思っていたのですが、お恥ずかしい、、)


住居選びのポイント

何事もそうだと思いますが、全て100点なんて無理です。
そうしようとすれば、その分時間やお金を割く必要が出てくるので、結局その点が減点になってしまうし。

武蔵小山の部屋もそうでしたが、その時の自分にとって優先したいことを思いっきり優先させて、捨てるところは捨てるスタイルで部屋選びをしました。
当時の話で言えば、立地と広さだけを優先した結果、築40年(内装はリフォーム済)、窓は小さく、日当たりも悪く、更には道沿いだったので窓はほぼ一切開けられませんでした。でも、夜しか家にいなかったので、これくらいで十分だったのです。

一方で今は広さと日当たりと近隣の静かさが大事。
古くても多少汚くてもいいし、多少隙間風があっても、多少窓が割れてても、多少網戸の網が無くても、まあそんなに困らない。(直せよ)

それよりも、子どもがのびのびと育つ環境が選びたかった。
別に普通や周りに合わせる必要なんて全く無くて、自分たちにとって大事なものを、自分たちで選び取っていくことが大事なのだと思います。何事も。

なので、この選択は本当に良かったと思っています。


最後に

都会と田舎の二拠点生活が流行っている昨今ですが、仙台はそのどちらも味わえる最高の街だと感じています。

今は娘が1歳2ヶ月になったので、そろそろ自然教育系の集まりに時々参加できたら最高だな、なんて思いながら妻が色々な場に出向いて機会を探してくれています。

まだまだここでの生活は楽しめそうです。


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