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動画クリエイターが「たったいまできる事」を商品化して売ることの重要性 | 喜んでくれるクライアントは必ずいる

今回のnoteの結論を先に言うと、
「出来ることを適正な金額で販売し商売に繋げながら、技術は仕事と仕事の隙間時間で身につけていく方が良い」という内容です。

前提として技術はあった方が良いです。間違いありません。知識も当然必要です。しかし以前にもnoteに書きましたが「営業」「管理」「制作」をやらなければ技術研究に没頭することは出来ません。お金の悩みが解消されないままでは優先順位が変わってしまいます。

しかし、そんことは分かっていても今のスキルでは仕事は取れない・・・もっと上達しなくては先が見えない!と悩んだことはないでしょうか。

■簡単にプロフィール

袖のボタンがなかなかはめられない男、これがわたしです

・千葉県出身
・大学のゼミでHTMLと動画編集を少し習う
・東京のベンチャー企業に就職し営業マン生活をスタートする
・帯状疱疹や微熱が日常になる
・4桁営業したあたりで「自分で考えたサービスを売りたい」と強く思う
・6年間働いた後に退職
・奥さん(ピアニスト)と大学の同級生(動画編集者)を誘い3人体制になる
・2016年に東京で開業しフリーランスになる
・お金がないことと先が見えないことから不安で衝突が起こる
・とにかく3人でがんばる
・企画営業のやり方が分かってくる
・やや仕事が増えて忙しくなる
・岡山県に移住する(同級生は東京に残りバイトしながらリモートワーク)
・東京と岡山を往復しながらなんとか全員バイトから抜け出し生活できる様になる
・2019年に岡山県で法人化して株式会社ベネルートを設立する
・東京/大阪/岡山の企業と定期的に仕事が継続できる様になる
・中国地方と四国地方で行政の仕事をする様になる
・アルバイトや正社員が増える
・現在3期目

■少しのスキルでも応用次第

インスタリール画面

例えば、縦型動画を作ることができてインスタリールの再生回数を平均5,000回以上再生出来るノウハウがあったとします。慣れてる人からしたら大したノウハウではないと感じるかも知れません。しかし、これが商売になります。助かる!やってほしい!と考えてくれるクライアントは必ずいます。責任を取るところを月間再生回数に設定して、目標に足らなければその分動画を多く公開すればコミット出来ます。

月の合計再生数を10万回でコミットするなら5,000回再生の動画を20本作ることになります。「動画内容考案」「打ち合わせ」「撮影」「編集」「SNS公開」「管理」の作業を月間合計30時間に抑えられるなら3.4日分の稼働で終わります。この仕事の見積りを低めに見積もって月10万円で定期契約をしても十分価値を感じてくれる会社はたくさんあるはずです。

見積書イメージ

3社契約すれば30万です。稼働は9〜12日なので月の半分以下の稼働でここまで仕事に繋げることが出来ます。現実味ありますよね。しかもこれが毎月の契約であれば年間360万が確定します。クライアントさんは動画やSNSに時間を奪われるよりもっと大事な仕事が他にあるので、そこを手伝うことで喜んでくれる可能性はかなりあります。

■売るスキルが生命線


「そんなこと言っても、そのサービスを欲しがるお客さんに出会えないんですよね」ということを思ったとしたら、最初の話に戻ってみてください。技術を高めていった結果、良い動画が作れる様になっても売れないということに気付きます。

いま出来る商品を喜んでくれる会社が必ずいます

良い動画が作れても売り方が分からないといつまでたっても厳しい状態が続くことは同じです。だからこそ、常にいまの時点で出来ることを商品にして売ることを試行錯誤してレベルアップしていくことが大切です。

動画クリエイターというアーティスト然とした響きに、ビジネスと距離を置く人は少なくありません。このnoteをわざわざ見てくださっている動画クリエイターやビデオグラファーの皆さんは技術はもちろんビジネスを大切にしていると思います。いまの時点で持っている技術を売上に変えていくことを続けていったら技術研究に時間をかける時間が出来るはずです。

現時点で一番使いやすい状態の作業用デスクがこちら

最後まで読んでくれてありがとうございました。
少しでも役に立ったら嬉しいです。

内田

エクスマ藤村さんの有名な本です。まだ読んだことない方はオススメです。


株式会社ベネルートは2016年に東京にて創業、2019年に岡山県で法人化した制作会社です。ブランディングデザイン事業部とミュージックアート事業部から構成。


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