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【ビジネス書評600分の16】お金に困らない人が学んでいること 岡崎かつひろ著

お金に困らない人生を歩みたい。

というのも、お金に困りつつあるから。

フリーランスとして勢いで独立したものの、食べていくのがやっとという状態。

どうやったらお金に困らなくなれるんだろう。

そんな思いで手に取った一冊。


筆者紹介

著者について
岡崎かつひろ(おかざき・かつひろ)
株式会社XYZ代表取締役。ジャパンスピーカーズビジネスカレッジ認定講師。講師としてこれまで延べ20万人以上を動員・指導。起業家育成の専門家でもあり、数多くの人の起業サポートをおこなっている。自身は26歳で起業し、飲食店、小売店、セミナー講師、不動産投資などで活躍。学生時代に働いていたバーテンダーでの学びを活かし、東京都内に出店したダイニングバーは連日満席。大手クチコミサイトでも3.5以上の高評価を獲得し、メディアでも話題となる。講師業では2015年におこなわれた「全国・講師オーディション2015」で決勝にも進出。その後、作家としてデビュー。初の書籍『自分を安売りするのは“いますぐ"やめなさい。』は発売1か月で7度の重版となり、新人としては異例のベストセラーになった。「すべての人の最大限の可能性に貢献する」ことを経営理念に、若手起業家の育成や、新人講師の育成などに取り組んでいる。本書は7冊目の著書となる。

内容

学ぶことで人生はいつからでも変えられる。
学生時代に成績が良かった人が全員、社会で活躍するわけではない。

成功できるかどうかは学びが好きかどうかで分かれる。
ただし、学んでいるからといって成功できるわけではない。

どうすれば学びをお金に変えたり、成果を出せるのかを解説したのが本書。

学びをお金に変えるスキルを身につけ、一生お金に困らない人生を歩む術とは。

心に残ったトコロ

「もう、これ以上努力しなくてもいいのではないですか?」と思える人ほど、よく勉強をしますし、自己投資を欠かしません。

僕はずっと成功者と言われる人たちほど、勉強しているのが謎だった。
なぜなら、一般の人に教えるほどの知識や経験を持っているわけだから。

逆に、成功者の人の方が学んでいるんじゃないかと思うことはよくある。
世界的に有名な投資家ウォーレンバフェット。

彼は80歳を超えてからも毎朝、数時間かけて新聞や本を読んで勉強していると聞いたことがある。

成功者ほど学んでいる典型的な例だろう。
他にも、ビジネスマンやスポーツマン、YouTubeなど。活躍している人ほど挑戦していたり学んでいたり、常に前へ進んでいる人ばかり。

一流の人の貪欲さ、学びたい。

プロになりたいならプロのもとで学ぶべきです。そこで私は、近くの町にあったトッププロのお店で働くことを決めました。

何を学ぶかではない、誰から学ぶかが大事だ。
岡崎さんの考えはシンプルだ。

パン屋で成功したいならナンバーワンのパン屋で、ブログで成功したいなら最も成功している人のもとで学べばいい。

いろんな分野で言えることだろうし、めっちゃ納得できた。

僕はあまりに自己肯定感が低く、セミナージプシーになっていたことがある。
とりあえず、参加したら満足してしまい、あまり実践までできなかった。

しかし、当時ビジネスコンサル界で有名な方のコンサルを受けた時、人生がかわった経験がある。

なんとかして認められたいと強い動機があったし、教えていただいた内容もとても有益だったからだ。
5年くらい前の出来事だけど、いまも感謝している。

早く成長したり結果を出したいなら、トップの人から学ぶといいんだな。


まとめ


結論、お金に困らない人生を歩むためには、学び続けることだった。

だから、お金を稼いで豪遊する、、という生き方をしたい人は読まない方がいいだろう。

岡崎さんのいう「お金に困らない人」は違う。

僕は、成功してもずっと学び続けようと思った。
岡崎さんは成功してもまなに続けている人の一人だが、豪遊だけして生活するような生活をしていない。

しばらく海外で旅行している間にも、音声メモで本を一冊仕上げてしまうような人。

自由にクリエイティブな生き方って、最も面白いんだろう。

学びの大切さ、面白さを改めて知れた。

感謝。

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