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【#14】ビジネス書評600冊やってみる『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』今井孝著


斬新ですごい本と出会ってしまった。。

この本を読んで、今ままでの仕事の価値観、お金の価値観が大きく崩れていった。

「仕事で認められるには人より実績を作らなくてはいけない」
「認められるには、すごい人を目指さないといけない」
「お金持ちの人は普通の人とは違うすごい能力を持っている」

こんな風に思い込んでいる人に読んで欲しい一冊。
僕は、自分で勝手に思い込んで、ムダに遠回りしてきてたんだなぁと切なくなった笑

自分には必要だったのかもしれないが、他の人には遠回りしてほしくない。

Amazonで高評価なのも納得の一冊。


筆者紹介

今井孝(いまい・たかし)
株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング 代表取締役。
1973年大阪生まれ。大阪大学大学院卒業。大手IT企業に約8年在籍し、新規事業を成功させる。独立1年後に始めたセミナーには、10年連続で毎回300人以上が参加。トータルでは、6千人以上になる。
 マーケティングやマインドに関するさまざまな教材が、累計3千本以上購入されるなど、3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝え、最初の一歩を導いた。誰にでもわかりやすく、行動しやすいノウハウと伝え方で、「今井さんの話を聞いたら安心する」「自分でも成功できるんだと思える」「勇気が湧いてくる」とたくさんの起業家に支持されている。

内容


稼げていない人はお金を受け取ることができない。
一方で、成功する人は大金でも受け取ることができる。

収入を増やせるかどうかで大事なのは、スキルや経験を積むこと以上に、お金に関する正しい知識を学ぶこと。

それが、9割の人が気づいていない「ゼロからお金を生み出す知識」。

1章から5章までを通して読むことで、お金を受け取ることに不安を感じなくなったり、好きなことで人の役に立つ人生を歩めるようになったりできるようになるでしょう。

心にのこったトコロ


「怖ければ一緒にやってあげる、本当に動けない人は最初だけ手取り足取り指導するなど、とにかく挑戦して一歩踏み出してもらうと、ものすごい充実感」    
 【中略】
人生の満足度は、どれだけのチャレンジをしたかで決まります。その環境や勇気を提供するのは、とても価値があること

人をコーチングしたり指導する立場の人について書かれたものです。

人の成長をサポートする仕事って、本当に夢があるお仕事。

最初はできない生徒さんを時には励まし、時には愛を持って叱りながら一緒にゴールへ向かい、感謝されるから。

ボクも昔は劣等感の塊だったから、いろんなセミナーを受けていた時期があるし、グループコンサルを受けていたこともある。

当時参加したグループコンサルの講師は、誰もが知ってるような憧れの人だった。
だから、なんとか認められたい一心で自分の殻を破れたことがある。

それが、YouTubeへの動画投稿の課題。
今から3年くらい前のことだから、今ほど動画投稿する人はいなかった。

それに、自分はかなりの内向型。
無理ですって言うこともできたけど、勇気を振り絞れた。
それは、講師のおかげ。講師に喜ばれたかったから。

自分の殻を破って動画投稿した結果、講師や他の仲間達から拍手喝采されて泣きそうになったのを覚えている。

これからの時代、人の成功をサポートする人の価値はますます高くなって行くだろう。


一生懸命とは何か?それは、相手のことを親身になって考えること
【中略】
満足度が低いのは、「この人は手を抜いている」「めんどくさそうな対応をされた」「こちらの想いに共感してくれていない」と感じられた時

上記のような対応をしていると、クレームにはならないかもしれない。
だけど、リピーターになってくれないだろうし、紹介もしてもらえないだろうと筆者はいう。

確かにそうだ。一生懸命というと、自分本位に考えてしまいがち。

「こんなに頑張ったんだから」と言っても、結果がいいものじゃなかったら評価されない。
どれだけ頑張ったかは相手には関係ない。

相手の求めるものをどこまで出せるか。超えられるかが大事。

怒られないように、じゃなく感動させてやるぜ!くらいのマインドでやった方がいい。


感想


折に触れて読み返したい一冊。

特に、フリーランスとして働きたい人や、フリーランスとして働いている人に向いているだろう。

自己投資の生み出す将来的な価値の大きさや、同業他社のことを気にしなくていいことなど、重要な話は本書にたくさん書かれてある。

気になる人は、ぜひ読んで見てはいかがだろうか。

自分も人も幸せにする働き方、お金との向き合い方を教わった。

筆者に感謝したい。




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