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認知科学コーチングを受けてみて

一般的なコーチングは、傾聴する・引き出すがメインかと思いますが、コーチと一緒に現実の延長ではない目標を一緒に作っていくという考え方である「認知科学コーチング」を受けてみました。

認知科学コーチングについてはこちらのNOTEで詳しく記載がありますので、リンク添付します!


認知科学コーチングの仕組み

人間は、1日に何万回も自分に対して評価や言葉を投げかけています。
”セルフトーク”と呼ぶそうですが、このセルフトークは外部環境(特に過去の経験や親、友人等からかけられた言葉)が影響します。
”私は太っている”という言葉⇒”太っている自分”という映像⇒その時の感情⇒セルフイメージにつながっているようです(子どもへの声掛けの大切さがよくわかります)。

そしてそのセルフトークで作られた自分は、良し悪しに関わらず現状であり、人間は本能レベルで現状を変えたくない=コンフォートゾーンから出たくないという特性を持ちます。

また、現状(=コンフォートゾーン)をベースに情報や目に入るものが決まります(情報をキャッチする仕組みを”ビリーフシステム”と呼ぶそう)。
例えば、子育て中の現状だからこそ、散歩中に他の赤ちゃんが目に留まったりする等、自分の興味の領域のものは自然と情報がキャッチできるようになります。

この”セルフトーク”や”コンフォートゾーンにいたいという本能”、”ビリーフシステム”という脳の仕組みコーチングに活用しているのが認知科学コーチングだそうです。

”コンフォートゾーン”を現状の外(なりたい現実)にずらして設定し、そちらに臨場感をより持たせることで、自然とそれを実現化するための情報をキャッチできるようにする(なりたい現実ベースでビリーフシステムを発動する)。

現状の外のゴール設定をコーチと一緒に作っていくというものです。

スポーツ選手等でマインドコントロール含めたコーチを付ける方を聞きますが、脳の本能的な仕組みを利用するという認知科学コーチングの仕組みを理解すると、なるほどなと思います。

ゴール設定とは

認知科学コーチングにおけるゴール設定のポイントは2つ。
1:現状の延長ではないこと
現在の延長で実現できる可能性があること(例えば今の会社で昇進して部長になる等)は不可。現状のビリーフシステムでは起こりえるのは現状だそうです。”想像すると怖くなる””まわりの人が止める可能性もある””プロセスが想像できない”等。

2:行動自体が報酬である=自分のwant toである
お金がもらえなくてもやりたいか?にYesで答えられるもの

才能×want to

自分の記録になります。自分で才能って認識するのが私は苦手ですが、言語化してもらうことで、少しは自信もってよいのか?とも思いました。

①自然とできていること、努力がいらないこと(=才能)

仕事の過程を大括りで「商品開発」とするのではなく、細分化して何が好きか?努力せずに割と出来ているのは何か?時間を忘れてやっていることは何か?を深堀しました。日常から仕事を細分化して自分を見つめることは、次のキャリアを考えるうえでも重要ですね。

・全体の把握と分解(プライベートの旅行や家事では自然とやっているというところから・・。副産物としてはスケジュールが引ける)
・人の分解にも言える(組織は崩壊しない?組織の調和や機能させること)

②Want to

・取りこぼしたくない(人・意見)
・調和を取りたい
・仕事では最適化したい
・仲間・複数人(チームはかかせない)

才能×want toの掛け合わせで、私は改めて何屋さんなのか?(≒仕事の価値や定義)を一言で表しました。

仲間(チーム)と双方向のコミュニケーションを取り、「最適化」を測り〇〇(現在はシステム)を作っている人
※最適化は関係者のベストを探る、一方通行ではない、各自の100%に答えるわけではない 等

そして、最後に現状の延長ではないゴールを設定し、その自分からみた今の自分がどう感じるか?を想像します。

仕事においては「社会のため、人のためにできること」が最終的なキャリアゴール。

私の場合、プロダクトを考える(0⇒1を生み出す)ことよりも、作る過程に喜びを感じるタイプなので、惹かれるプロダクトがあれば何でも携わってみればよいんだよ!(全体像の把握と分解がもの・ひとの両方でできる人はどこでも求められるよ)とめちゃめちゃ前向きなコメントをいただきました(笑)。

それを言われると、会社の枠組みだけで考えるのではなく、自分の興味や携わりたいことにも自分の才能を活かせるのかも?その方がワクワクしている自分も少し想像できた気がしました。

ただ、現状の延長のままでは変わらないので、現状の外にでるためのハードルをいくつか超える必要がある。(何辞める?何やる?と聞かれて思考が停止しましたがw、まずは気になる社外のコミュニティに参加してみるところから)

今回は、「仕事」のみのコーチングでしたが、仕事意外も趣味、家族等、複数の分野で現状の外のゴール設定をすることで、よりリアルに現状の外の自分を作っていけるとのこと。

認知科学という仕組みの話自体が大変面白く、今回知ることができてよかったのと、はじめてうけたコーチングで少し、勇気をもらうこともできました。




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