恋愛はマインド探しの格好のテーマ
目の前に起こっている、自分が「問題だ!」と思っている物事は、すべて自分自身が起こしている。
自分の内面を知り、その原因を理解し、解消していかない限り、同じような問題が繰り返し自分に降りかかる。
それは、「早く気付いて宿題を終わらせなさい」という天の計らい。
これはすべての人の人生における真実なのですけれど、
恋愛はそんな宿題を最も見つけやすいテーマの一つです。
なぜなら、自分に都合の悪い事態を相手のせいにしやすく、
その相手をほぼ無限に取っ替え引っ替えできるから。
「この人だからダメなんだ。ちゃんとした人に出会えればきっと…!」
これを繰り返すことで、同じ宿題を何度だって繰り返し経験することが出来ます。
取り替えの利かない親などではこうは行きませんよね。(笑)
いつまで経っても「次こそは!」と運命の相手探しに没頭。
「過去に縛られてなるものか!」
「未来志向で前向きに!」
と笑顔を作って、自分を鼓舞。
「そんなあなたでいい、そんなあなたがいい」
と囁いてくれる理想の相手を求めて、日夜自分磨きに没頭したり、様々な情報をかき集めたり。
そして、「前回とは違う」はずの相手を見つけて…どうでしょう?
また結局、同じような問題が自分を襲っていませんか?
もしそうであれば…早く宿題を済ませましょうよ。
ショートカットは無いです。
自分を見るしかないです。
自分磨きと称して、他の誰かになろうと頑張っても無駄です。
あなたがあなた自身を放棄していい訳ないじゃないですか。
どうせ頑張るなら、本来の自分自身をきっちり見つけて解放してあげて、思う存分羽根を広げさせてあげましょうよ。
誰かと上手く行けば私の幸せは保証される?
そんな幻からは早く目を醒ましましょう。
自分自身の幸せ、不幸せは相手次第で変わるものではないですよね。
しかも、宿題にずっと手を付けないでいると、
「これでも気付かないのか~…じゃあもっと分かり易く大きな問題を出そうかな」
という感じに、天から降ってくる課題が巨大化していくかもしれませんよ。
MOMOYOさんの最新刊にも、当然ながら恋愛について語られている章があります。
恋愛における傾向として、自分が幼い頃に異性の親からもらえなかったものを相手に求める、というポイントのは良く知られていますよね。
最新刊にはもう一つ、好きになった人は自分の抑圧しているスピリットのキャラクターと近い、という特徴についても語られています。
恋愛における宿題はこの2本立てで捉えていくとよい、と。
とても端的で、納得感のあるアドバイスです。
詳細は、もちろん本書をご覧ください♪
≪巻頭写真:Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash≫
長年の公私に渡る不調和を正面から受け入れ、それを越える決意をし、様々な探究を実践。縁を得て、不調和の原因となる人間のマインドを紐解き解放していく内観法を会得。人がどこで躓くのか、何を勘違いしてしまうのかを共に見出すとともに、叡智に満ちた重要なメッセージを共有する活動をしています。