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本気で遊ぶことは尊い

ゲームから去っていく人

スプラトゥーンシリーズを遊びはじめて5年半も経った。これだけ長く遊んでいると、熱心に遊んだ人が去っていくところを何回も見かけることになる。中にはゲームが嫌いになって去っていく人も。

何度もnoteに書いているが、ゲームをするなら楽しみたい。少なくとも勝つことやレートを上げること自体が遊ぶ目的ではない。だから、もし楽しめなくなったなら、ゲームをやめるというのも悪くないだろう。

しかし、費やした時間 (ゲームによってはお金) が無駄だったと後悔するのは違うと思う。

ゲームは無駄だが楽しい

ゲームは遊びであり、非生産的で、無駄だ。それなのに、なぜ遊ぶのか。
ただ楽しいから遊ぶのだ。遊ぶこと自体が目的だ。ご飯で空腹を満たすように体の欲求を満たすわけでもないし、お金を貰えるから仕事するように何か得られるわけでもない。

なぜだか、遊ぶことが楽しくて、自分にとってプラスになると信じているのだ。

本気で遊ぶことは尊い

真剣に遊ぶ人にとって、遊びは高尚なものとすら言えると思う。今よりも上手になりたいという、成長欲求を満たす行動になるからだ。
成長欲求は、生理的欲求や快楽欲求とは別に数えられる第3の欲求だ。成長して自分を改善しようとするものであり、人生の目的になりうる大テーマだ。

だから、本気で遊べたのであれば決して無駄ではなかったと思うし、引退しても後悔することはないと思う。上手くなるために何度も何度も試行錯誤した経験は、間違いなく人生にプラスだろう。

むしろ、現実世界では失敗が怖くて保守的になりがちだ。試行錯誤する体験というのが貴重ですらある。そんな貴重な機会が、遊びの中にはたくさん転がっている


だから、私は本気で遊んでいる。

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