なぜ人生はやめられないのか

こんにちは、きー坊です。今回は、『人生』について書いていこうと思います。
今日は、TBSで卒業ソング音楽祭2020かやっていますね。ちょうどテレビをつけるとそれがやっていたので、ボーッと聞いていました。
すると、こんな歌詞が耳に飛び込んできたのです。

『なあ友よ、人生って最高だろう？
だからやめられないんだろう』

この歌詞を聞いたとき、僕の頭の中で、ある考えが生まれました。それを今日はまとめていこうと思います。ちなみにこれは関ジャニの曲です。

この世で唯一やめれなくていいもの

人生とは、この世で唯一やめれなくていいものです。逆に言えばそれ以外はいつでもやめれるような余裕がなくてはいけません。例えば、今いる会社や学校。『明日から行かない』となっても、生きていけるくらい余裕がなくてはいけないのです。ブラック企業をやめれない社員がいるのは、やめる恐怖が大きくなりすぎているからです。でも実際はそんなに大ごとでもないんですよ。現に、ブラック企業をやめてから成功している人は何人もいます。
他にも、辛いことや苦しいことがあったとき。あなたは、すぐにそれをやめれる勇気はありますか？ストレスを0で生きるには、そういったことは避けて行かなくてはいけません。
タバコや麻薬は論外ですね。あれは『絶対にやめれないといけないもの』です。しかし皮肉にも、1番やめにくいものなんですけどね笑。

それでは、人生に話を戻してなぜやめられないかを見ていきましょう。

やめたくてもやめられない仕組み

人生は、やめたくてもやめられないようになっています。人生をやめるには、命を絶やさなくてはいけません。つまり、やめたいと思ってやめるには、自ら命を絶つ必要があります。でもそれって普通はできないですよね。
人生をやめることと、自殺の重みが釣り合っていないんです。バイトや部活を辞めるのとはわけが違います。ではなぜ、人生をやめることにこれ程の重みを与えたのでしょうか。

なぜやめられないようになってるの？

僕が考えるに、先天的な理由は2つあります(後天的なものは人それぞれ)。
1つ目は、

『全てを失ってしまうから』

です。当たり前と言えば当たり前ですね。バイトをやめた場合の損失は、そのバイトを続けていた場合に起こる未来です。しかし人生をやめたらどうでしょう。人生において起こりうる全ての未来が途絶えてしまいます。

2つ目は、

『簡単にやめてほしくないから』

です。僕は神とかの存在を信じていないので、誰がこれを思っているかはわかりません。この世界を作った人・モノとでも言いましょうか。嫌なことがあったときに、簡単に人生をやめれてしまうと、ほとんどの人間はこの世界に残っていないでしょう。
誰もが一度は死にたくなる経験をしてきたと思います。もし自殺が難しくなければ、あなたは間違いなくその瞬間に死んでいました。
ではなぜやめてほしくないのか。それは、

そのときには思いもしないような未来が待っているから

です。別に明るい未来かは分かりませんが、とにかく死にたいと思っているときとは全く違う未来が待っているんです。それなのに、やめてしまうのはもったいない。だからやめられないようになっているんです。
本気で死を考えている時のあなたは、もはやあなたとは別の存在です。その状態から普段のあなたに戻してくれるのが、皮肉にも『自殺の怖さ』なんです。

まとめ

今回は「人生」について考えてみました。おそらく、長く生きていくほど、やめられない理由は後からたくさんついてくると思います。しかし、私たちは「人生がやめられない先天的な理由によって守られている」ということを頭に入れておいてください。そしてこの仕組みに感謝しましょう。これらが無ければ、あなたはここにいなかったかもしれません。