J1リーグ第32節 川崎-浦和について

昨日に続きこれについて書きたいと思います。

とりあえずは試合の内容に軽く触れておくと、終始川崎のペースだったと言って差し支えないと思います。マルティノスにあわやのシーンがありましたが、あれが決まらなかったのは大きかったですね。

そして特筆すべきは2点目のシーン。

ビルドアップで中を通させず、川崎の右サイドに来たところで追い詰めて取る

直後に山村のダイレクトパス(個人的にこれが大きかったと思います。斎藤は結局またダイレクトで田中に下げましたが、ここで時間を作れたので。)

田中、車屋を経由して、大島は相手が来なかったので暫く持つ

相手が寄せ始めたら谷口に渡し、山村を飛ばして守田へ速度と精度の伴ったパス

守田はボランチとディフェンスラインの間に走り込んだ脇坂へ斜めのパス(この脇坂のランが伏線になる)

脇坂から家長。この時点で脇坂は阿部を釣ってスペースを確保済

そのスペースに守田が入り、完全にフリーの状態で家長からボールを受け取り、精度の高いアーリークロス

小林が森脇との攻防を制してゴール

綺麗なゴールでした

そんなことより思ったことがあって。

この試合後には、ACLファイナルに向けて出発する浦和レッズに対して川崎の選手、サポーターからエールが送られました。

Twitterユーザーの方々は、大半が「川崎ありがとう」「頑張ってくるわ」などの暖かい反応でしたが、一部には「皮肉だろ」「川崎はACL勝てないくせに頑張れとか偉そうに何言ってんだ」みたいな反応もありました。

僕はどちらかというと穏健派のサポーターなので、後者の反応を見たときに少し悲しかったですが、よく考えるとその人たちにはその人たちなりの流儀、哲学、楽しみ方があって、それに口出しするほど自分は偉くもないので、まあこれで良いのかなと。

勿論、訳もなく他のチームやサポーターを貶すような発言は許せませんが、他のチームに対して一切エールを送らないならそれはそれで良いのかなと思いました。

ようは好きなようにやってくれってことです。

だから僕も自分が思うように思っておきます。

浦和レッズのみなさん、日本の代表としてACLファイナル、素晴らしい戦いをして優勝することを期待しております。頑張ってください！！