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日曜日のクルーメイト #0048 竜宮島のふるさと納税2022

ハロー、クルーメイト! 素敵な日曜日をお過ごしですか?
冲方は先日、かかりつけの鍼師さんから「明らかに体に合っていない家具を使っているはず」と指摘されまして。
家具屋さんの勧めで、仕事用に購入した椅子とおのれを、比較してみました。

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もしかして合ってない!?

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これは本来、首に届くものだったのでしょうか?

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フィットする。けど、何か違う。

この椅子、だいぶな値段がした気がしますが、実は自分の体格には合っていなかったらしく、大ショック。

鍼師さんいわく、「現代人は、家具に姿勢を合わせるせいで体が歪む」のだとか。
そうではなく、「最も自然な、良い姿勢に、家具を合わせるべき」とのこと。
自分の「正しい座り方」とは、どんなものか、改めて考えながら、テーブルと椅子の高さをいろいろと調整。

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結果、なんとも「板ましい」ことに。

本棚の板を、テーブルの上にも下にも敷き、ダイニングチェアも板敷きにしております。

実に「板々しい」ありさまですが、おかげで「肩にも背にも力が入らない」状態で執筆することが可能になりそう。
ちょくちょく板をずらすことで、同じ体を固めてしまうことも防げます。

鍼師さんいわく、「姿勢が良い」とは、「骨の上にちゃんと骨が乗っているため、余計な筋肉に力を入れなくていい、楽な状態になること」だそうです。

逆に、「見栄えの良い姿勢」や「家具に合わせた姿勢」になろうとして力むと、筋肉の本来の目的と異なる使い方になるため、「凝ってしまう」のだとか。

自分の「正しい姿勢」がどんなものか、一から体に訊ねる日曜日になりそうです。

竜宮島のふるさと納税2022

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早くも竜宮島から新たなふるさと納税が届きました!

わざわざ送って頂いてしまい、大感謝。

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びっくりするくらい、いろいろなグッズが出ているんですね。
全然知りませんでした。
年末のイベントでは、ぎりぎりまで仕事をしていたため、ゆっくり売店を見て回る余裕がなかったので嬉しい。

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熊ちゃんマークのスケッチブックの最初のほうには、総士のお絵かきが。
こうしてみると、けっこう絵が上手いです、総士。

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コンパクトミラー。
これは、カノンが最後に残したキャンディの包みに書かれていたやつでは。
EXODUS17話を思い出しながら鏡を見ろということでしょうか。

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こういうセンス、好きです。
アンジェラさんが本当に作りそう。
みんなで輪になって踊るやつですね。

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掛け軸にしてみました。
すごいインパクトです。
英語と漢字の間に、ただ人文字の、濁音仮名。

「び」音頭とは何か、「び」とは何であるか、深く考えさせられます。

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フォトカード。こうしてみると、サブタイトル画面がそのままカレンダーにでもなりそうな綺麗な空です。
そして赤字が不吉です。

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これは素直に役立つ、エンジニアのためのペンセット。
胸ポケットに差しているやつですね。
さっそく仕事机のペン入れにセットさせて頂きました。

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熊ちゃん(まこちゃん)カップ。
そういえば美羽が使っていました。芸が細かい。

熊のぬいぐるみは、美羽にとっての、セイフティ・ブランケット(安心毛布)でしたね。
毛布が手放せないライナスくん(スヌーピー)と一緒ですね。
同様の品を身の回りに多く置きたがるなど、アンバランスな幼さが垣間見える描写が素晴らしい。

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出た、ランダム!
全12種類って、揃えるのは至難では。
けっこう入っていましたので、全てさっそく開封。

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一騎率、約50%! 一騎率高し!

彗くん、にやっとしてるの可愛い! 背景がチェスのボード、芸が細かい。
これは揃えたくなる人がいそう。

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これまた実用的。タンクトップと靴下と軍手です。
夏はこれでお掃除しようと思います。

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こんなグッズあるんですね。光り物三種です。
燈籠型が、華やかなのに切ない。

というわけで、蒼穹のファフナー「竜宮島ふるさと納税」グッズのご紹介でした。
わざわざご送付下さる能戸さん、いつもありがとうございます!

ぜひみなさまも、平和という名の文化を味わいつつ、いずれ公開される『BEHIND THE LINE』の情報を、お楽しみに!

クルーメイト・トーク

さて。
本日はさっそくコメントをご紹介。
今週のお題は「クルーメイトの海外体験」でした。
お題も交えて、様々な話題を楽しんで参りましょう!

森人さんからのコメントです!
メアリー・シェリー、『フランケンシュタイン』の作者の言葉だそうです。

当時、未知の何かを求めて創作がなされた結果、フランケンシュタイン博士とその怪物をはじめ、後世に残るアイディアが次々に生まれましたね。
生ける死者、吸血鬼、狼男の伝説など、その後のおびただしい作品群が生まれるきっかけを作りました。

どうしてそのような創作が可能だったのか、と突き詰めて考えるとき、非常に大切な言葉ですね。
私たちが使う言葉自体が、そもそも過去に見出されて誰かに作ってもらったもの。
素晴らしい混沌から、より多くのものが生まれてほしいものです。

黒井真さんからのコメントです!

プロダクションI.Gの黄瀬さんとか、絵師の寺田克也さんを思い出してしまいました。
割り箸の袋どころか、もう何にでもすぐに絵を描くんだなと感心しました。

ただしそれは本人が自発的に楽しんでやっているのであり、突き出されて「書け」と言われれば、誰もがむっとするものでしょう。

最近だとサインではなく、携帯電話でのセルフィーが多い印象ですね。自分と相手を同時に映して「いえーい」みたいな。
これも礼儀を守って楽しくするならまだしも、強引にやられると不愉快きわまりないですからね。

またファン感覚で軽々しく仕事の依頼をしてくる、困った人につきまとわれた、なんて話も聞きます。

あと「怖いファン」というのは、例外なく「自分が正義」の人ですね。
悪いことをしている、迷惑をかけているといった発想がまったくないので、ノンストップで何かしてくる、といった話は後を絶ちません。

そういった体験を、創作につなげてしまえという気持ちもわかります。
想像を超えてくるものというのは、ときには良い題材にもなってしまうもの。
直接遭遇するのは可能な限り避けつつ、ネタを仕入れたいものです。


今日こそ明日から(とんかつ)さんからのコメントです!

素敵! カッコイイですねえ! この謎の数字の羅列をみて、「あの素数ね」とわかるクルーメイトは精鋭なのです。

MPBのロゴもシンボルもばっちりカッコイイ! 
こういうグッズがほしくなりますね!

話は変わって、鳥獣の被害でいえば、思い出すのは鹿と牛。
どちらにも庭を荒らされた経験がありますが、大型の草食動物のあの意外な猛々しさには、ぎょっとさせられたものです。

ちなみに牛はネパールでのこと。
ヒンドゥーでは聖なる生き物なので殺せないものの、雌牛は乳牛を与えてくれるので重宝されますが、雄牛は誰も飼おうとしないので「野良牛」が都市内で大量発生するのです。

食べるものがなくてガリガリに痩せた牛がそこら中でゴミを漁ってたりして、日本人の感覚からすると、かわいそうになってしまいました。
しかし、ネパール人からすると、一生狭い場所で飼育されてただ殺される家畜としての牛のほうがかわいそうだ、ということになります。

どちらにせよ、願わくば牛の意見を聞きたいものです。

シシオリシンシさんからのコメントです!
プロフィール画像がカッコイイ! これが自作なのだからすごいものです。

それはさておき。
ドイツは確かにそう!
冲方も仕事で何度か滞在しましたが、まったくそのとおり。

あと、真水のほか、冲方は生卵が恋しくなりました。
ドイツで卵ご飯の話をしたら、「そんなに人生が辛いのか」と言われたのを覚えています。食中毒で死ぬために生卵を食べる、という意味です。それだけ衛生上悪いと思われてるんでしょうかね。

逆に中国だと「卵に消費期限はない」とか。どんな卵も焼けば食べられると思っているとか。

ビール! もう、長靴に入れて飲むという表現そのままに鯨飲をさせに来る店もありますね。
あ、冷たいビールも恋しかったです。わりと常温で出てきました。冷やしたほうが美味いと思うのですがね。

日照時間は、かなり戸惑いますね。
夜のはずなのに、めちゃくちゃ明るいので、体内リズムがてきめんにおかしくなりました。

シシオリシンシさんからのコメントの続きです!

ドイツ人は、オン・オフがはっきりしていて、弾けるときはもう大騒ぎ。
パンクも大好きですし、コンクリ打ちっ放しの地下にクラブを作ってがんがん音楽を鳴らすのって、東ドイツ辺りが発祥でしたっけ。

バトルロワイヤルみたいな作品、欧米では大好きな方が多い印象です。
明らかに、血みどろが楽しいことだと思ってるふしがあります。家族でスプラッタ映画見ながら爆笑してますからね。

そして、その感覚! よくわかります。
冲方も、日本のアニメや漫画が世界で注目されたことで、何か「とても大きな共通言語」が与えられたような気分になったもの。
『アキラ』についていろんな国の人が語ったり。
エンタメは人と人をつなげるんだと子どもながらに感動したものです。

木洞ファフナー完走お疲れ様でした…さんからのコメントです!
十七年越しの完走ですね! ありがとうございます!

これ、「好ましくない」と考える理由がいくつかありあそう。
一番は「キリスト教の扱い方」でしょうかね。
十字を切るのではなく、T字を切ったりする描写が確かあったような気がします。保守的な層からすると、「けしからん」といことになるのでしょうか。

アメリカの保守的な層というと、「教会に毎週通う敬虔な信者」なので、日本の保守とはちょっと違いますね。そこが大事なの? とびっくりするときがあります。

あとアメリカ式の学校では、教材を先生が自由に選ぶところがあって、意外に攻める方が多い気がします。自由裁量の幅が広いといいますか。

そして、そう、断片的に教えないんですよね。ある本を読ませるなら、一冊丸々読みきらせるのが授業だ、みたいな。
日本の国語の授業が、いろんな作品の断片の羅列で、けっこう困惑したことを思い出しました。

どの国のどんな教育が良いのか、一概には言えませんが、必ずその人の人格に影響を与えることは確か。
より良い影響だけを残して成長したいものです。

薔薇肉船舶さんからのコメントです!

これは……どういう手の形なのでしょうか。
検索したところ、スポックは人差し指と中指、薬指と小指をくっつける、宇宙人の挨拶っぽい手の形ですね。
トカゲは……手をトカゲの口っぽくするようです。パペットに手を突っ込むときの形ですかね。

「Its Simple」って言ってますが、「そうか?」と日本人の感覚では思ってしまいますね。
五すくみは咄嗟の判定が難しそう。
常に、勝つ相手が二種、負ける相手が二種。一瞬で勝敗の判定をするには、かなりやり込む必要があるかも。

引き続き、薔薇肉船舶さんからのコメントです!

やっぱり国境線など緊張状態を作る場所ほど、ユーモアを発揮できるかどうかで、全然違ってきますね。
しょっちゅう顔を合わせることで、結果的に、対立する者同士でも交流が生まれるようになったり。
戦場で塹壕を挟んでやり取りするうちに、互いに同じ人間なんだとわかってきてしまうといった映画や小説もあります。ほぼ例外なく好きです。

やはりエンタメ作りで、緊張緩和の役に立ちたいところですが、世情が許さないことがしばしば。日本で国境を意識させる作品は、ある種、御法度というか、タブー視されている部分を、うまくかわす必要があります。

『愛の不時着』とか、正直、悔しいなあ、と思いました。
すごいエンタメを作るものだと毎度感心させられます、韓国。

日本でもやれないものですかねえ、と当時いろんな方と話しましたね。
『尖閣諸島の恋』とか。『北方領土の友』とか。
冲方は、良いドラマが生まれそうだと感じるんですが、「そんな怖いもの作れません」と言われてしまいます。

あっ。
あと、個人的にいつか書きたいと思って温めていたけど忘れていた、「星化運動」を題材にした『星になる』を思い出しました。
すいません、造語です。

あるとき、「日本という国を解体して、アメリカの新しい州にしてもらう」「日の丸を、星条旗の星の一つにしてもらう」という運動を始めた人たちが、めちゃくちゃな騒ぎを巻き起こすという話を書いてみたいのです。

日本は、国境を挟んで緊張をユーモアでかわすということが、けっこう下手で、「どっちかがどっちかに呑み込まれる」ということになりがちだと思うんですよね。
まあ日本に限りませんが。
本来どうあるべきなんだろう、と考えさせられながら取り組みたい題材があったことを、はたと思い出させて頂きました。
ありがとうございます!


Kei.さんからのコメントです!

まったく些細ではありません。
冲方は辛いものが死ぬほど弱いので、海外では死活問題でした。

たぶん、ある種の香辛料アレルギーだと思うんですが、トウガラシなど食べると、大量の汗が流れ出して、頭ががんがんして、手足が急激にむくんでしまうのです。
アナフィラキシー一歩手前です。

海外で、家族や友人がチリクラブだの麻婆豆腐だの現地のカレーだの食べてる間、冲方はひたすらパンとヨーグルトを食べておりました。
カレーなんて、牛乳をかけないと食べられませんでしよ。

ある説では、香辛料は食料を保存させたり、殺菌したりするためのものだったとか。
しかし辛い刺激にやみつきになり、どんどん慣れてくる人たちにとって、ひたすら辛くすることが良いことなんですよね。

冲方が遭遇した最凶の食材は、干したグリーンチリでした。
香辛料って乾燥させると、なぜか辛みが増すとか。
もはや、匂いだけで目の裏が痛くなるしろもので、それを煮込んだスープをうっかり口にいれたあと、あまりの苦痛に指一本動かせなったものです。

ちなみに。
口内から辛みを素早く消したいときに、水を飲むと逆効果で、かえって辛みが口じゅうに広がります。
冲方が幼くして見出した、いざというときの対処法は、「ティッシュかナプキンを口の中につっこんで舌を拭く」こと。
辛みの成分を紙や布に吸わせて拭うわけです。
過去、何度となくこの手段で、おのれの舌を救助してきました。
ぜひお試し下さい。

あとがき

今週も原稿を片付けていたため、ちょっと遅れての投稿となりました。

しばらくせっせと連載を進める時期が続きますが、刊行時期がわかり次第、宣伝させて頂きます!

それでは、素敵な日曜日をお送り下さい!
冲方丁でした。





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