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離乳食+産休のみの在宅復帰は難易度ナイトメアだった。保育園さまさますぎて頭が上がらない

タイトル=最近の感想です。
ぶっちゃけ、妊婦時代は高血圧疑惑がある点以外は至って健康そのものでした。周囲で切迫早産の話を複数見聞きするから「次は私だ」などと怯えていたら、私は全く切迫早産のせの字もなく、子は常に胎動ぶるんぶるんでした。
そして、産後(産褥期)〜復帰直後は1ヶ月間、実母による上げ膳据え膳状態だったので回復に専念できており、夫もフル育休でサポートにあたっていたため、「ぶっちゃけ新生児のお世話は寝られれば結構簡単だな」という結論に至りました。

でもそれ、あくまでもミルク飲ませてればいいフェーズの話なんですよね。
離乳食でクライシス来るぞ、ってケースもあるので後学のため恥を忍んで書き残します……ぶっちゃけ今も薄氷踏むように生きている気がする。

離乳食、この複雑怪奇な世界

離乳食、手作りなんかしたら私の性格(マジで家庭関連の作業ができないので、向いてない作業した上にぶちまけられたら絶対キレる)では発狂するのが目に見えていたので、最初期〜最近までは9割以上市販品使ってます。残りの1割は大人の取り分けですね。

最近は歯も生えて咀嚼できる固さのバリエーションも出てきたので、市販品でカバーできない食材を取り分けて食べさせることもある感じ。

なので基本、だいぶ楽はしていました。

でもすみません、正直に言います。

フルタイム復帰しながら離乳食のプロジェクトマネジメントきつかったっす正直……。

なにがきついって、

  • アレルギーチェックのためにステップ進むたび一通り試していく必要がある

  • 夜に新規の食べ物食べさせられないので、2回食だと実質昼しか食べられない制約下で試す必要あり

  • 好き嫌いファクターも考慮しないといけない(ので試食もする)

  • 食べ進めた量とミルクのバランスを見ないといけない

  • 子の成長は著しく、日々そのバランスが変わるので資料化・レクチャー不能

  • 日々の平日のランチが休憩ではなく、高難易度業務になる

  • 食べているはずなのに成長曲線の95パーセンタイルの下限ギリギリで推移し続ける我が子

  • そして最終的に子が小麦アレルギー発症した(ので、急な通院もやった。血液検査もやった。現在も好物になりやすく、体重が増えやすいパンやパスタ、クッキー系のお菓子を封じられている)

ってあたりですね。
なので、ほぼリアルタイムで離乳食三回食に至るまでの業務、夫に教えられませんでした。リアルタイムで自分自身の業務フローを変幻自在させちゃえるのが私の強みでもあり弱みでもあるんですが、変幻自在すぎて本気でルールが読めなかったらしいです。

アレルギーと成長曲線と本人の好みと発達過程の4つのお手玉読むのはきつかったかーーーーーーーーーーーまぁきついよなぁ。

今振り返って思いますが、ガチの全力疾走時は他人への説明放棄しがちで内的効率重視で動くから、他人から見ると判断フローがマジカオスなんですよね。この弱点、痛いほどわかってるが、私も産後復帰で極限すぎて説明無理でした。

参考:説明できる余裕がまだあるときの状態(これでもまあまあアレ)

あと今もずっと「食わせないと……太らせないと……」という内的プレッシャーがすごいです。私の実家、私自身も妹も含めてみんな巨大な赤子だったので、自分の子が出生時は3000g超えていたのに、小さく、なかなか太らないというのがまあまあ悩ましい。
現在の発育過程は全く問題なさそうで、よく立ち、よく移動し、よく笑って泣き、ことあるごとに親に話しかけたがるという、「誰から生まれたんだろう?」と思うくらいえらいコミュ充な我が子(だけど私に顔そっくりなので確実に我が子)ですが、食べさせたい圧は今も地味にあります。

一方、業務も業務で、本業の人から見たら「いつ寝てるんですか」状態だったかと思われるので、別に暇してないどころかマミートラックってなんだっけ????ここベンチャーだしね????くらいのカオス感で現在も疾走中です。

そして、実際問題、あまりにも必要な時に居すぎて復帰してからも「お母さんだから」的な配慮は一切受けていないです。それが本望でもあったのでそれは異論ありません。むしろ変に「お子さん居るから……」的配慮受ける方がフラストレーション溜まってイライラするタイプ。ああややこしい!!!

保育園に預けて、初めて一息つけた

ただ、そんな中4月上旬くらいまでは(外部には言わずに)発狂しかかっていて、普通に家庭内がクライシス(多分結婚して初では、の規模)だったのですが、慣らし保育が終わって安定して保育園に行けるようになった中旬以降から、すとんと余裕が出てくるようになったのでした。

余裕が出てくると一息ついて考える余裕もあるし、自分の今までの生活で効率悪かったところの見直しもかけられるし(実際、5月から出費の見直しなどを一気に行った)、夫さんと余裕を持ったやり取りが徐々にできるようになって、とプラスのサイクルが回るようになり、

そして気づくのです、保育園の偉大さに……。

まじでありがたいです、保育園様……。お子は毎日楽しそうだし、お友達もできてるみたいだし。1回だけ熱出しちゃったけどそれ以外は割と元気だし。

正直、保育園ほど広い遊び場を家に用意してあげられないので、毎日全力ハイハイしてくれるだけでも本当ありがたいんですよ。

そしてですね、親がいくらやってもどうにもならなかったストローで麦茶飲むのも、最近は全然自分でやってくれるようになったんですよね。保育園でコップでほうじ茶飲んでいるおかげだな?

あと、私の業務都合で基本、保育園の送り迎えは全部夫にやってもらっているのですが、そのおかげか別々行動がとても上手になっていて大変ありがたいです。
お子の着替えの準備も自分でできるようになったしね……(切実)

夫が別行動があまり上手くない(本当にずっと一緒にいて、同じ作業をしたがる)点、今回明確に妹から指摘されました。
この点、結婚した時から薄々気づいてはいたんですが、大人だけで行動している限りにおいては不思議と気にならなかったんですよね。
私割と独立性強いタイプなので、恋愛モード外ではベタベタされること自体、あんまり好きじゃないにも関わらず、全然苦痛じゃないどころか安心していたのも結婚の決め手だったのです。
でも、子育ては夫婦が別々の作業をしないと間に合わない局面も多く、それが問題として表面化したんだろうなぁと。

そういうわけで、借りられる手は借りた方がいい

なんか、ここ直近の動きを見て、核家族で引きこもりすぎるといいことないなぁと切実に思いました。
家庭内クライシスに関しては妹に相談しまくりましたし、ババヘルプはお子の誕生日に合わせて1週間とりつけられたし、保育園があってこそ心の余裕が作れて再構築に向けた動きもできるようになったしなぁ。

渦中はなかなか難しいですし、思う通りにならないことも多いですが、双方に改善の意思がある限りにおいては不恰好でも前に進む方を選んでいきたいなと思っています。転ぶなら前向きに。おでこつけてけ!

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