有料記事の販売結果と追加リターン報告(DQYS考察記事)
ゼニゼニゼニ!!(金持ち特有の高笑い)
よく来たな。お望月さんだよ。8月は初めて有料記事を作成して大儲けしたので、有料記事に至る病や知見を共有しようと思います。記事を購入していただいた皆様へのリターンと謝辞を兼ねるので胡乱さは冒頭でおわりです。(ヘルシーなトンチキフリー記事)
注意:今回は売上金額などの話もあり、お望月さんに対するドリーム職人的な期待がある場合はブラウザバックしても平気ですよ。
なぜ有料Note販売を行ったのか
段階① どうせ怒られるなら有料にしてしまおう。
発端は当編集部員(外部協力者)がドラクエYSで死亡したことだった。死因を本人に聞き取り、問題点を洗い出した記事を書いた。この時点では《その映画を見に行くつもりがなかった》ので、未鑑賞時点での不誠実な感想文を公開すると怒られるという意識が働き「じゃあ、無責任な記事を有料にすれば壮絶な怒られが発生してオイシーかも」というコロンブスの卵的な発想が生み出されわけだ。
段階② 知人が買ってしまうという危機感
以上の悪魔的発想を思いついたが、心配事がひとつあった。
(この悪ふざけを知人が買ってしまうかも……)である。私とタイムラインを共有する高知能念菌糸集合知性体人類は、自らを殺す好奇心とエンタメへの惜しみないドネートで知られている。
彼らは「ニンジャスレイヤープラス」を定期購読するようなアンテナが高い生命であり楽しむためであれば倫理観を軽んじる。彼らは平気で金を払ってしまうだろう。
そこで折衷案を検討した。
「記事の要点を前半部分に記入」「感情的な吐露を後半へ投入」だ。この方策は心理的にプラスに作用して「これ以上は面白くないので買っても意味ない叫びだよ!」と掲示することで「買ったほうが悪い」という空気を作り出した。
そして、もう一つの方策をしかけて記事を公開した。
段階③ 自身に罰ゲームを設ける
有料記事の投稿前に「なんか有料記事が売れたら映画を見に行く流れじゃない?」という宣言をしてみた。この観測気球が早々に撃墜されたことを受けて「もし1件でも売れたら映画を見て感想を書こう」そのように決めて記事を公開することに決めたのだ。
売文で儲けようというつもりは毛頭なかったので、売り上げは読者へのリターンへ徹することを決意した。スケジュールを調整し劇場へ向かう頃には、売上金額がレイトショーのチケット代を大幅に上回っていた。
地獄への道は善意で舗装されている。
有料記事の品質は価格に見合ったものだったのか
有料記事に関しては、普段は書くことがない感情のほとばしりとプライバシーの切り売りであると割り切ったので、品質的にはそこそこ(でも必要な人には有用だろう)程度だと思う。特別に高品質ではない、はず。
その代わり、記事の販売で入手した資金で新たな記事を書こうと思った。そうするべきだと思ったからだ。
こうしてサポートや記事の購入に対する不安は、次の記事で恩返しするという意識で乗り越えることができた。
記事の販売がもたらしたもの
記事の有料販売は予想外の展開をもたらした。記事購入の「ついでサポート」である。広い範囲に100円ずつ販売をして、チケット代の足し(1人でも購入されたら行くつもりではあったものの)にするつもりが、10万ドルをPON★とくれるバルベルデ公国の国務大臣みたいな存在に遭遇したのです。(なお、タイトル画像は100円ずつ10人くらいで終わると思ったら、いきなり4桁ぶっこまれた時の気持ちです)
売り上げに匹敵するくらいのサポートを頂きました。
実際、よく考えると近年はまれにみるサポータブル文化になっているのかもしれない。ファインテックの発展は、ミルクスタンドやフルーツパーラーで気軽に一杯おごるような空気をオンライン上に醸成している。
よく考えたら、私も頼まれてもいないのに「Peggle」をいろんな人に送りつけたり「逆噴射小説大賞」の参加者に勝手にドネーティングをした覚えがある。
人は、己の欲望を満たしてくれる人材に対して、手厚くサポートをしたくなるものなのだと気が付いてしまった。
支援してほしい記事には値段をつける。たとえ残り本文が0文字でも販売意欲がある記事に対して読者は応えるのだということが分かった。投資だ。投資ボタンを置こう。
恩返しの記事(気持ちの整理は次の記事でつけるのでパッション重視で)
リターン意識の芽生え
映画を2回見てもお釣りが出るサポート・売り上げを確保したため、追加リターンを検討することになった。具体的にはノベライズ版の購入である。
映画鑑賞後の服薬自殺用にカートに入れておいた「ダーティ・ガイズ」を速やかにキャンセル。ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのノベライズ分を速やかに決済した。
結果的に、立体的な視点を持ち愛憎半ばの慈しみと赦しをもって作品と接することができるようになった。(これはかなり良いレビューだと思うよ)
酷評一点張りの記事よりも適切に良いところをほめて、悪いところは最小限の範囲で切り取ってカラテするのが私のスタイルとあっていると思う。これを見て映画版を見に行ったとういう声は聴かないが、ぜひ劇場で楽しんできてほしいと思います。マジで。防爆服で。
未来へ
もうしばらく有料Noteを販売することはあまりないと思います。感情がほとばしることはありません。心は平熱でそれは実行されます。
有料記事の販売は、意外と簡単にできるので是非お試しください。たぶん、あなたを支援したい人は思っているより多いと思います。
そして、有料記事の内容は気負わず、支援をもらってからビビればよいと思います。(おかげでよい記事が書けたヨ)
なお、noteさんが推奨する有料記事の種類はこんな感じです。(今回は千人針モデルでしたね!)
ニッチ業界の神記事モデル、同好会モデル、応援モデル
販売方法のポリシーについても触れているので必ず読んでね。
いじょうです。
というわけで、皆様からのサポート及び記事の購入はこのように適切に利用させていただきまし……まだサポート分が余ってますね。
というわけで、もう一本の記事へ続きます。(数日後に会おうね!)
追記:続きました
いつもたくさんのチヤホヤをありがとうございます。頂いたサポートは取材に使用したり他の記事のサポートに使用させてもらっています。