この映画のここんとこが五億点!(09) 『ザ・ウォーカー 』(2010年の映画)
よく来たな。コンテンツライターのお望月さんだよ。
俺は毎日映画レビューを書いているが微妙な点数(低すぎず高すぎず)に関しては誰からも注目を浴びていない。この連続企画はそんな映画の「ここが五億点!」というポイントを400文字くらいを目安で短期間で更新をする企画です。
『ザ・ウォーカー』
あらすじ
画面な変な色味のティピカルアポカリプス世界をイーライが征く。紫外線が強くサングラスがなければ死んでしまうような荒野を東から西へ「本」を届けるために。彼は鍛え上げた武術と信念を武器に旅を続けるが本の価値を知る山賊バーバリアンやヤクザ組織に襲撃され本を手放さざるを得なくなってしまう。
ここんところが五億点!
この作品は、見所が多く箇条書きにしてもよいくらいなんですが、やはり5億点ポイントは「武装文化住宅防衛戦」ですね。
物語の中盤、旅を続けるイーライが訪れる「立ち入り禁止」の一軒家。独立自治を続ける老夫婦トラップハウスでの交流や好戦的老人の心強さ、作中でも随一の派手なシーンです。
その他にも中ヒットが多数あるので記しておきます。
・iPodが受け継がれる現実と地続きの世界観
・楽曲「How Can You Mend A Broken Heart」(好き)
・デンゼル座頭市ワシントン
・ただの本ではない「武器」だ!
・読めるけど読めない本
・ダクトテープ止血
・最終目的地しんじつ
・信仰の本質とは
・原題の「イーライの書」が意味するものとは
非常に宗教的なテーマながらも納得のいくエンディングのおかげで非常に高レベルな作品です。トンチキもそこそこ。ぜひお見逃しなく。
いじょうです。
▼目次と企画のあらまし
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