「テクノサキュバス」に気を付けて
よく来たな。お望月さんだよ。
このところ「コンテンツとの程よい距離の保ち方」を考えている。
インプット欲とアウトプット欲をコントロールしないと身の破滅だということが昨年200本映画を見て身に染みたからです。
『インプット欲』
新たな情報を仕入れたい、知らない価値観を知りたい。人類が備える欲望の一つ。適切にコントロールしないと人類は嗜好の袋小路にハマって滅亡する。対応する七つの大罪は『暴食』
『アウトプット欲』
コンテンツの感想を言いたい。得た知見を広めたいという欲望。人類が備える欲望の一つとされているが全人類の8割は特に映画の感想を言ったりしないらしい。対応する七つの大罪は『淫蕩』
つまるところアウトプット過多で有効に時間が使えないので、もっと効率的にコンテンツと付き合うべきなんだ私は。と試行錯誤しています。
例えば「映画」は見た時間より感想している時間のほうが多くて、去年のように200本見ると感想文に400時間を使ってしまうという本末転倒な未来が見えるんですよ。そして、一般的な人類はそこまで感想を言わない。「好きか嫌いか」「面白かったかそうでもなかったか」程度で終わるんですよ。コンテンツをただただ消費できる人間になりたい。食物連鎖の頂点。
だから、暴食と淫蕩は強い意志の元にコントロールされなければならないのです。
I/Oグラフ(←インプット アウトプット→)
【映画】2~3時間 黙って摂取した後はずっとそのことを話してる。下手したら一生「ウォッチメン」の話してる。
【マンガ(連載)】単話ごとに見どころが整理できるので適度に風通し良くインプットアウトプットを実行できる。
【小説(長編)】映画より長期間にインプットに専念する必要がある。中断は自在だが結末まで見届けないとアウトプットしにくい。より私的な世界に入り込み下手したら一生「神々の山嶺」の話をしてる。
【ゲーム】情報(インプット)に対して「操作」することでアウトプット欲が解消されるはず。バランスが良い。
未着手なのは【ドラマ】と【アニメ】。適切に毎週これらを消化する人類はすごい。偉すぎる。【料理】はゲームに近いと思う、感想の代わりに食すことで解消できる。無敵の趣味かもしれない。
このままだと感想文に殺されてしまうことに気が付き「よし、今年は映画をほどほどにしてゲームに注力しよう!」と考えたのが2020年初頭でした。
決意を新たにしたタイミングでアロハ天狗という淫蕩の悪魔(テクノサキュバス)に「フロストパンク」を示され……(注意:氏に直接勧められたわけではなく、あくまで紹介の範囲であることに注意されたい)
《テクノサキュバスの誘惑》
旧正月セールでエイッとしてしまいこの有様です。結局プレイ時間に匹敵するレベルの「手記」を書くことを強いられているんですよ。死んじゃう!!
助けて。
そして、テクノサキュバスに唆されたものは自らもテクノサキュバスになって、悪の時間拘束コンテンツを紹介していくことになるのです。お前の日記を読みたい。
身を持ち崩すファムファタール、テクノサキュバス、フェアリータイプに気を付けてください。
アロ天大好き。
いじょうです。
いつもたくさんのチヤホヤをありがとうございます。頂いたサポートは取材に使用したり他の記事のサポートに使用させてもらっています。