曖昧だけど便利な表現、Sera que puedes echarme la mano? ちょっと手伝ってもらえたりする?
何かを人にお願いするって、言葉の壁がある時
通じる言葉でお願いするよりまた更にハードル高くなったりしますよね。
何より大事なのは信頼関係があること。
でも信頼関係を築くのにやっぱり円滑なコミュニケーションは重要だったりして
卵が先か、ニワトリが先か、という話になっていきます。
今日は、ただ、お願い事をするだけでもいろんなケースがありますね、っていうお話とその表現。
学校の先生に対して、バルのカマレロ・カマレラさんに対して、いつもの仲間に対して、恋人のご両親に対して、などなど。いつも誰にでも同じ表現より、少しニュアンスで相手への信頼や愛情が伝わるっていうのも素敵かなと思うので。
まずは私が仕事仲間によく使う表現です。
Sera que puedes echarme la mano?
ちょっと手伝ってもらえたりする?
この日本語だとあまり正しくない奇妙な表現にも聞こえますがニュアンスは伝わるかな?
Sera que…を使うと、厚かましくなりすぎずお願い事をしやすくなります。
もちろん
Puedes/ Podrías echarme la mano en tapicería?
でも同じ意味で同じ使い方ができますが
ニュアンス的にpuedesはよっぽど気の知れた間柄、
podriasはあまりにもよそよそしい、
そんな時にSera que..は軽く甘え上手なお願い事上手にもってこいの表現です。
まさに「もしかして」的なちょっと期待を抱いていることを伺わせるニュアンスが加わるので
相手も断る場合に断りやすいと言うメリットもあります。
バーのカウンターなんかで忙しいカマレロさんたちに
Sera que me puedes acercar unas servilleta?
紙ナプキンとってもらったりできます?的な、なんか変な日本語表現だけどついつい使っちゃう感じ。
でもこのSera queをつけると大抵笑顔で言うこと聞いてくれます。
もちろん、後でチップは忘れずに。
Sera que mañana no van a estar?
もしかして彼ら、明日はいないってことかな?
こんなふうに未来予測の表現でも使えます。
似ている表現だと
Puede que no estén mañana. 明日彼らはいないかも知れないよ。
Creo que manana no estan. 明日彼らはいないと思うわ。
この2パターンの方が断定的な意味合いが強いかな。
え、どうゆうこと?どうゆうこと?的な感覚はSera que ...で表現できます。
文法的にも使いやすいフレーズだと思うのでぜひヘビロタで✌️
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