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【重度発達障害レポート】50音の平仮名積み木の課題学習について
前回は重度発達障害の梅子さんに、平仮名を教えるにあたり何が分かりづらいのかをご紹介させて頂きました。
今回は、50音の平仮名積み木を使って教えていく過程で何が重要なのかのポイントを2002年5月7日のレポートをもとに解説していきたいと思います。
50音の平仮名積み木を使った具体的な教え方は、ブログの方で解説しております。
よかったらご参考にしてください。
1.50音の平仮名積み木について
【言葉のない子の言葉指導】
1) 分かりづらい子供と向き合うにあたり、教える側が知識を持って向き合っていく。
2) 分かりづらい子供は、書くことで覚えていく。
3) 指導者が与えられて学んでいるだけでは、自立できない。
指導者は、産みの苦しみが必要となります。
試行錯誤(工夫し、考える)が常に必要となってきます。
自分で工夫し、考え、おかしければ次の手を考えていきます。
そのためにも実践して、質問を持って(療育センターへ)きてください。
早期療育期にある子供は、1ヶ月ごとに成長していきます。
1ヶ月ごとを大切にしてください。
ある程度年齢がきたら、子供を変えていくのが難しくなります。
とはいえ、重度発達障害児・者は、簡単に分かる人達ではありません。
しかし、あきらめたら彼らに教育は入りません。
先生は、方法論だけでなく、その背後にある「哲学的要素(本質)」についても講義してくださっていました。
なぜそのような方法で教えるのか、その理由を理解しないと、特に理解が難しい子供たちとの関わりで挫折してしまうことがあるからです。
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