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【第2話】どんなサイトにしよっかな(再掲)

今更ですが、ちょっとだけ、自己紹介をします。
表の姿はカードゲーマーですが、本業は「文章でご飯を食べるお仕事」をしています。要は編集とか執筆とか、なんかそんな感じだと思ってください。
仕事でもそうですが、それ以前から、趣味で小説や文章を書き続けて、もう15年近くになります。文章楽しいよ。
もちろんウィクロスでも個人でブログを運営していて、当時の月間PVはだいたい1万くらいでした。コミュニティにおいてはかなり高い数字かな?
要は、趣味で楽しく文章を書く「物書き系カードゲーマー」を勝手に名乗っていました。はい、自己紹介おしまい。

1:サイトの作り方を知りました

「サイト作りたいね」って話をしていたちょうどそのころ、なんとなんと、お仕事でサイト作りをかじる機会がありました。サイトの立ち上げや設計を決める、「ウェブディレクター」みたいな仕事をさせていただきまして。

どんなお仕事か説明すると、「こんなサイトにしたい」「こんな情報を載せたい」「デザインはこんな感じ」みたいなのを決める仕事です。もっと専門っぽくいうと、「どんなサイトにする?画面の作りは?URLは?ワイヤーフレームは?」などなどを決めて取りまとめる、みたいなやつです。
実際にコーディングやデザインをするのは、エンジニアさんやデザイナーさんになるんですけど、、私は「コンテンツを作る人から話を聞き、サイトの土台を作り、制作チームに伝える」という立場でした。ご年配の方へ若い方の意見を伝える翻訳者でもありました。ふええ。

で、その時に色々と教えてくださった先輩が、「ワードプレスっていう仕組みを使えば、プログラミングやコーディングしないで、好きにサイト作れるんだよ」って話していました。ふと、思い出したんですよ、ふと。

ピコーン!って来まして。
あ、これ、「デッキまとめサイト(仮)」、作れるじゃん!
好きな趣味のことだし、需要もありそうだし、「とりあえずやってみるか」程度でのスタートでした。すごい気楽でしょ。

まあ、ダメだったらやめれんばいいんです。「負けました」で強くなっていくのがカードゲーマーなんです。流行りの「GoodGame!」ってやつです。
負けてばっかりだし、今さら敗北の1つや2つ増えたところで知ったこっちゃねえよ、という精神でした。これ大事。さーて作るかー。

2:やりたいことを一貫させれば強い!

それでは仕事で学んだことを、そのまま当てはめてみましょう。
まず決めたのが、「どんなサイトにするか」「誰に届けるか」「何を載せるか」でした。サイトに限らず、文章やニュース、漫画やアニメなど、コンテンツ全般において重要な指標になります。
ここをしっかり決めて、そのまま貫けるかが、コンテンツの今後を決めるといっても過言ではありません。色々やってきましたが、これは結構胸を張って言えます。

で、色々と考えた結果ですね。

どんなサイトにするか?:強いデッキが集まったサイト
誰に届けるか:大会によく出る競技志向のプレイヤー
何を載せるか:セレモニー(※1)で優勝・入賞したデッキ。上位4デッキくらいあればいいかな?

というのが早々に決まりました。本当に一瞬です。5分くらいです。
公開から2年が経った今も、この方針は貫いています。新しいコンテンツが増えたり、某肺炎のせいで対応に追われたりはしましたが、「強いデッキをまとめる!」というコンセプトは、今も変わりません。
カードゲームにおける強いデッキの特徴のひとつに、「やりたいことがはっきり決まっていて、それが一貫している」というものがあります。サイト作りもそれと同じです。「強いサイトになるぞ、ふっふっふ」なんて、一人で笑っていました。不審。

ちなみにこの時点で、私のウェブに関する知識はというと。

HTML:少しだけ知ってる。挟むやつ。
CSS:なぁにそれえ?あのかっこがふわふわとしたあれ?
java:宇宙航空研究開発機構のこと?(JAXAです)
json:厚切り?わーいじゃぱにーずぴーぽー?
C言語:酸っぱいビタミン

という始末。ほんとひどいです。
プログラミングに関する知識も、ブラッディ・マンデイとかスケットダンスのスイッチ君とか、なんかそんなイメージでした。ちなみに今もほとんど変わっていません、マジで。
(これでよくウェブディレクションやれてたねってツッコミはなしで)

ま、それでも調べればなんとかなるじゃろ。
ということで早速先輩が言っていた「ワードプレス」なるものを学ぶことになりました。ワードってついてるし、エクセルとかパワーポイントの親戚みたいなもんでしょうね。え、違うの?

(つづく)

(※3セレモニー:ウィクロスの大規模大会「ウィクロスセレモニー」のこと。数十人〜百人近くのプレイヤーが集まって戦い、頂点を決める。この大会で優勝or入賞すると、強いプレイヤー・強いデッキとして認知される風潮がある。多分)

※記事が消えちゃっていたので再掲します。

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