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文章はセンスが9割


あきらめないでください。残酷なことを言いますけど、文章はセンスがほぼ全てです。……いや、待って。置いていかないで。だから諦めないでって。


おもしろく書ける人はおもしろく書ける。
そうでない人は、いくら「文章術」を学んでも書けないんだ。


ただ、書くセンスは後天的に身につく。


これね、本や教材、オンラインサロンなどで学んできた私が言うから、ちょっと聞いてほしい。


ベストセラー作家のひすいこたろうさんの本、「ひすい先輩!幸せになる伝え方を教えて!」

100万PVを連発してきた超人気ライターpatoさんの「文章で伝えるときいちばん大切なものは、感情である。」

タイトルで買ったような、ジャケ買いみたいな本だけどグラグラっと私の人生をいい意味で変えてしまった、田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」

近藤康太郎さんの「三行で撃つ」もめちゃくちゃ良かった。もう文章本は読まなくていいよね?とまで思った。(この後も買ってるけど)

読んだよ。他にも「ライター必読の書!」と評価されてる本や古典的な名著も読んだ。短歌の指南書、天才歌人の木下龍也さんの「天才による凡人のための短歌教室」なんてのも読んだ。短歌の作成技術は役立ちます。

ところがである。そんなにね、私の文は変わらない。劇的変化を起こしたいのに、わかりやすい変化は目に見えない。


6月になって「夏は細マッチョを目指すぞ!」と慌ててジムに通うみたいに、文章本を読んだけど書きマッチョには程遠い。まぁ、筋力も文章力もすぐには手に入らないもんね。


いや、無駄じゃないのよ。これらの本は確実に効いている(はず)。


大事なのは「読みたい本を、読めばいい」じゃないかな。本気でライターを目指すならそうも言ってられないけども、私は学ぶために本を読んでいません。というか勉強するために買った本はほとんど積読だよ。


「この本、おもしろそう!」って心が動いたものだけ読んでいます。「おもしろそう!」だけ吸収していく。それが知識や教養になっていく。あちこちに興味をもてば自然と様々なジャンルの本を読むことになります。


その積み重ねが「センス(感覚・才能)」を呼び覚ますんだ。


「あなたがこれまで一番お金と時間をつかってきたこと。それがあなたの才能です」


これ、めっちゃ好き。
めっちゃおもしろい。


そう思うものに没頭していくと才能(センス)は磨かれていきます。本を読んで真似するのとは違う。たとえば文章本なら書いてあることを実際にやってみて「おもしろい!」と思ったなら、才能は磨かれていく。


インプットもそうです。おもしろいものを吸収していくと、思考が影響され、書く文章が変わっていくのです。


文章はセンスが9割。
だけどセンスはもって生まれたものだけではない。あとから磨いていくものである。具体的な磨き方は、インプットがいちばん効率はいい。


今日も読みにきてくれてありがとうございます。センスがないなら足掻いてみる。


[画像協力:さちわ]

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