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なんでも書いていいよ事件

 
大学のころ。当時のSNSで友だちを紹介する記事を書いて、お互いニヤニヤしてみようというのが仲間内で流行した。その仲間はリアルで友だち同士だった。
 

ここnoteでも人を紹介する記事はよく見られるし、私も「○○の研究」ってタイトルで好きな文章を書く人を勝手に紹介している。
 

紹介記事ってのは悪口を書かないもんだ。そして書いてもらった側はうれしい。
 

むかしの私はひねくれていたので(今もだけど)ありきたりな紹介記事はやめようと仲間に提案した。「そうだね。あまり誰も言わないことを書くのがいいよね」と友だちの一人が言う。今思うと文章術の基本だ。
 

仲間は男3女2の混合グループだった。個性の強さはそれぞれだ。私は個性強めだった。紹介記事はキャラ強めのが書きやすい書かれやすい。
 

女の子の一人がそんなにキャラが強くなかった。まぁ、普通だ。そこでだ。私は彼女について書くことにした。本人に言うととても喜んでくれた。「ヤス君が書いてくれるなら、ほんと、なにを書いてもいいからね」と語尾にハートが付きそうにおっしゃる。
 

「え、いいの?ほんとに?怒らない?」
 
「えー、怒るわけないじゃん。楽しみだな〜」
 

語尾ハートは止まらない。当時の私は仲間内だと文章が上手い側だった。私に書いてもらえるのはそれだけでうれしいんだそう。
 

結果を先に言うと、私は彼女にめちゃくちゃ嫌われた。1ヶ月くらい口を聞いてもらえないくらい避けられた。
 

少し脱線してみる。社会人ネタでよく聞くが経験のない「今夜は無礼講だぞ」。これ、みんなネタとして知ってるけど、ないよね。上下関係なくざっくばらんに飲みましょうってやつだ。勘違いしてはいけない。「何を言ってもいい」は悪口を言ってもOKって意味ではない。
 

「何を書いてもいいよ」も同じだ。その言葉の意味通り受け取っちゃいけない。
 

嫌われることを書いちゃいけない。
悪口ももちろんダメ。
人を傷つけるのも良くない。
ネガティブすぎるのはしんどい。
 

そして、エグすぎる下ネタは嫌われる。
 

今日も読みにきてくれてありがとうございます。なにを書いてん。
 

《悪口を書いたら干される》

◆66日ライティング×ランニング〜シーズン2 《25日目》

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《こちらはシーズン1》

ひとりでなかなか頑張れないなら、私たちがいっしょに走るよ。
 

[画像協力:さちわ]

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