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日記 2023.12.24-29 光の絵を見たこと、「いつかたこぶねになる日」読了など

2023.12.24
クリスマスイブなのでへとへとになるまで働いて、帰って母とツマガリの焼き菓子を食べる。


明日はクリスマスの片付けをしないといけない。
なんとなく春のものを売る、秋のものを売る、という季節ものだとふんわり入れ替えるけど、明確にクリスマス商戦の商品と飾り付けなので一日で片付けないといけない。
毎年サンタのお手伝いがしんどい。


2023.12.25
もういいやと思って、早々とクリスマスの装飾を外す。相変わらず店は混むし荷物は多いし人手は足りないしてんてこまい、来年あたり転職してみようかなあなどと考えるしんどさ。
まあまあ残業したけど、クリスマスを綺麗に払拭して、年始の棚作りをして、スッキリと帰る。
母と待ち合わせして、クリスマスお疲れ夕ご飯を食べに。
美味しかった〜。

私はこれ。母はハンバーグとカニコロッケ食べてた。


帰りに近くにファミマがあったので、カフェオレを買って、母にも買ってあげて飲みながら帰る。
ずっと読んでるハンガン「少年が来る」、あまりにも静かに怖くて読んでいる間息を詰めてしまう。


2023.12.26
本日お休み!
母が滞在して家事をしてくれているものの、半月ほど私の用事が続いたので、今日は親孝行でお出かけ。
中之島美術館に光の絵画を見に行った。

モネ


あんまり知識なく、きれいなものかみたい気持ちで行ったら、思いのほか良くて代表作のポストカードと額縁を買ってしまった。

家にこの絵があるの、良い


一番原画の質感を再現しているものを探したら複製原画とかではなくポストカードになったという。
生活に必要のない(本は必要)浪費を久しぶりにしたなあと思う。
帰りにつるとんたんでおうどん、混まないうちに電車でさっと帰ってコーヒータイム。

私の博多キムチもつ鍋うどん
これは母の。梅としらす。




2023.12.27
一人コロナが出てかなり忙しく、やや残業。世の中の人はもうお休みなんだなあ。
ハンガン「少年が来る」読了。とてもしんどかった。
作者の方がこれを書いている間きっと身も心もこの時代にあっただろうという怖いくらいの気迫が伝わる。大丈夫かなあ、とその後が心配になるほど。
韓国の人にとってこの事件はどれくらい新しいものなのだろう。そして古いものなんだろう。


2023.12.28
本日今年最後の遅番。
午前中と日中はとても混むけど、夕方にすっと人が引いて、夜はとても静かになる。
ほどよく仕事をして、雑談をして、明日は久しぶりにお出かけの予定のないゆっくりとしたお休みなので、私にとっては仕事納めのような気持ちで帰る。思わずリングフィットもさぼる。


2023.12.29
本日おやすみ!
朝ごはんを軽く済ませて、私のリクエストで午前のおやつ時間。
買っておいた抹茶のラスク。ガトーフェスタハラダはチョコがけが一番好き。


小津夜景「いつかたこぶねになる日」、読了。日本人が長い伝統や深い歴史などの「日本文化の血統書をぶら下げた」説明の仕方をすることに「遠い異郷に逃げざるをえなかった人びとが山のようにいるこの世界で」「自分の日々享受する文化資本の話をなんの気なしにはじめられる」「頭がどうかしている」と書かれていて、目から鱗。
あとはまさに古今東西縦横無尽の知識に、やわらかい文章の中にきらめくその深い造詣にはっとさせられること多し。うーん、すごい。
次は先日買った河出文庫「あなたのことが知りたくて」。日本と韓国のフェミニズム小説集らしくて、大体フェミニズム絡みの話を読むと不特定多数の無理解な男性にいらだってしまうのでたぶんいらいらしながら読むと思う。
今年最後のお休みは、母とスーパーにいき、相談してマクドでハンバーガーふたつとポテトひとつを注文する。
夕ご飯は野菜多めのパスタ。
一日ゆっくり家にいるの、至福。

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