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「君だけの色」

自分らしい色のある人
羨ましい 私だけの色なんてない

君は言ってた そんなことない
赤や緑とかの有名な色 それだけが色じゃない
絵や自然に溢れてる 名前も知らない
好きな色 惹かれる色 選んでしまう色
世界には名前もない
美しい色が 可能性が無限にあるんだ

ありがとう 本当はね
私にだってあるよ 好きな色
でも私の色に 誰も価値なんか感じない

君は言ってた そんなことない
君の淡い色 有名な色の強さに負けてしまい
自分の色の弱さに 時々挫けてしまうけど
暖かい色 優しい色 調和できる色
多くの色と共存できる
君の色は みんなを優しくさせる

虹は 七色に見えてるけど
アメリカでは六色 ドイツでは五色に見えるんだって
でも本当はね そんな少ない色じゃない
虹には 無限の色が並んでるんだ
人は 虹に先入観を見てんだよ この色しかないって
社会や文化が 目に見える色すら決めつけて
名もなき無限の色は
存在すら見えなくなってしまう

でもきっと 本当はね
いろいろな色 すべてが等しく 一つだけの色なんだ
ほかの色には 代わることない 一つだけの色なんだ
一つ一つの色 組み合わさって 世界はできてるんだ
一つ一つの色 みんなおんなじ 価値を持ってんだよ

優しい君には 名前のない色 ちゃんと見えてるんでしょ
君だけの色 名前つけてあげようよ


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