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脅威だけれども力もみなぎる真っ赤なスタンド

実に10年ちょっとぶり2回めのJリーグ観戦でした。
行こう行こうと思ってはいたけれど、スケジュールが合わなかったり、
他のことを優先してたりで行けていなかった、首都圏でのサガン鳥栖戦。
2017年9月、埼玉スタジアム2002での浦和レッズとのアウェイ戦で、ようやく観戦が実現しました。
この年は大型補強をしたこともあってか、九州のチームでも代表クラスの選手のプレーが見られる!と期待に胸を躍らせて観戦に行ったことを今も覚えています。

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サガン鳥栖のスタメン、今となっては懐かしいですね。
今やチームに残っているのは14番の高橋義希選手のみで、他の選手はほとんどがJリーグの他チームへ移籍しました。(5番のキム・ミンヒョク選手は韓国の全北現代モータース所属※注1、15番のチョン・スンヒョン選手は金泉尚武フェニックス所属※注2)

鳥栖側からこの試合を見ていましたが、まぁ赤いこと赤いこと。
熱狂的な応援に思わず鳥肌が立ちました。
不思議と血が騒いできます。
今はコロナの影響で声を出しての応援が叶いませんが、敵チームながらあのものすごい応援が聞ける日がまた来るといいなと思います。

相手選手からしたら、絶対にレッズを倒す!このスタジアムでゴールを決めてやる!という思いでレッズ戦に臨んでいるのではないでしょうか?
この試合では鳥栖のユース出身・田川亨介選手(現在はFC東京所属)が開始40秒弾をはじめ、2ゴールをあげました。

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レッズ以外のチームからしたら脅威以外の言葉が出てこないですが、不思議と嫌な感じがしないのは、この敵地のスタジアムで勝ちたいという思いがファンにもあるからではないかと思います。

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私が見たこの試合は引き分けましたが・・・・・・。
次見に行くときは、サガン鳥栖が勝って欲しいと思います。
コロナ禍での応援ではなく、元の日常に戻った応援が響き渡るあの真っ赤な埼玉スタジアム2002の中で・・・・・・。



※注1・全北現代モータース・・・韓国Kリーグ1部。Kリーグ1部で2017年から4連覇中の韓国の強豪。アジア・チャンピオンズリーグでは日本のチームを苦しめてきた。韓国代表経験者が多数所属する。イリュチェンコやグスタボといった強力な外国籍フォワードも脅威。
※注2・金泉尚武フェニックス・・・韓国Kリーグ2部。兵役が課せられた選手が所属する軍人チーム。所属するのはプロ選手だがアマチュア扱い。なお、このチームに所属するには韓国のチームから期限付き移籍をしなければならないルールがあり、現状だとJリーグのチームから期限付き移籍はできない。兵役免除のない韓国人選手が「母国に戻らなければならなくなりました」というのはこうした事情がある。

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