脱シャンプー10日目を終えて
こんにちは!
記事を開いていただいてありがとうございます!
今回は脱シャンプーを始めて10日が経ちましたので、髪の変化や実感について綴っていこうと思います!
10日目を終えての変化
まずこれまで脱シャンプーのやり方と、髪の変化のおさらいをします。
僕は水で髪を洗っていて(本来は34~35度のぬるま水)、2~3日目から髪のべたつきが気になり、4~5日目の髪のべたつきがピークで、かなりゴワゴワとしていました。
サウナに入ることや、少し温度を上げたお湯で洗うと、べたつきは少しおさまり、脱シャンプーをやり始めた当初ぐらいのべたつきにもどったような印象を持ちました。
10日間が経っての感想としては、皮脂のピークはやはり4~5日目の時かなと思える感じで、前回の記事を上げた5日目を終えて以降特に変化という変化はありませんでした。
10日目を終えての印象としては
ワックスをつけなくても髪が立つ
居酒屋や炭の臭いもお湯で流せば落ちる
べたつきはあるが頭皮は思ったより臭くならない
です。
ワックスをつけなくても髪が立つ
始めた当初はワックスをつけなくても大丈夫かと思っていました。
しかし水だけで洗うと適量の皮脂が髪に残るので、それが「天然の整髪料」として毛髪をコーティングし、ワックスがなくとも髪の毛が立つようになりました。
僕の髪の毛は細くてサラサラなので、シャンプーを使っていた時はワックスを使わないと前髪を上げることは出来ませんでした。
しかし今ではこの「天然の整髪料」のおかげで、朝少し髪を濡らしてドライヤーで前髪を上げながら乾かすだけで、しっかり髪を立たせられることが分かりました。
居酒屋や炭の臭いもお湯で流せば落ちる
始めて1週間後に居酒屋に行きしっかり髪にも臭いがつきました。
この時お湯を使わず、水で髪を洗いましたが、普通に水で洗い流しただけでも臭いは落ちました。
さらに後日テントサウナをして、その火おこしの際に髪に炭の臭いもつきました。
このときはお湯のシャワーで髪を洗いましたが、シャンプーをしなくても難なく臭いはなくなりました。
居酒屋の油の臭いも、炭の頑固な臭いも、シャンプーを使わなくても臭いはしっかり落ちることが分かりました。
べたつきはあるが頭皮は思ったより臭くならない
正直髪のべたつきやゴワゴワ感は気になります。
だからこそ頭皮の臭いは一番不安でした。
しかし頭皮の臭いは全く気になりませんでした。
もちろん指の腹で頭皮をなぞったり、鼻を近づけると臭いはしますが、キツイ臭いはなく「うん、頭の臭いがする」ぐらいです。
むしろシャンプーを使っていた時の一日の終わりの頭皮よりも臭いはしなくなった印象を持っています。
10日が経ちシャンプーをしない生活に早くも慣れて、さらにはメリットを十分に感じ、改めて脱シャンプーを始めて良かったんじゃないかと思っています。
シャンプーの害
ここで改めてシャンプーをすることの弊害を下記の本書からピックアップしてお伝えしていきます。
ここでは大きく下記の3つの害を紹介していきます。
皮脂の落としすぎで皮脂腺が発達する
界面活性剤で頭皮のバリア機能が破壊される
シャンプーが毛穴に染み込み毛根幹細胞が衰える
字面だけでもなんか嫌な感じがしますよね(笑)
それでは1つずつざっくりと解説していきますので、下の毛根のイラストを参考に読み進めてください。
皮脂の落としすぎで皮脂腺が発達する
シャンプーをすると皮脂を落としすぎてしまい、頭皮の皮脂が不足した状態になります。
その失われた皮脂を取り戻そうと大量に皮脂を作りだすため、皮脂腺が大きく発達します。
するとその皮脂腺は本来なら毛根に行くはずの栄養を奪ってしまいます。
そのため皮脂腺が発達しすぎると、毛根に供給されるはずの栄養を奪い、髪の毛は栄養不足の状態に陥るため、髪の毛が弱くて細い髪の毛にしか育たなくなってしまうのです。
界面活性剤で頭皮のバリア機能が破壊される
まず、頭皮も含め肌の表面には外部からの異物の侵入を食い止め、内部の水分の蒸発を防ぐ「バリア機能」があります。
このバリア機能を構成しているのは
アミノ酸を主成分とした水溶性の天然保湿因子を含む角質細胞
セラミドが主成分の脂溶性の細胞間脂質
です。
例えるなら、角質細胞がレンガの役割を果たし、その細胞同士を密着させるのが細胞間脂質で、モルタルの役割を果たしています。
この2つが交互に積み重ねられてレンガとモルタルでできた壁のように強固なバリア機能を作っています。
ここでシャンプーは、強力な洗浄効果を持つ界面活性剤でできています。
この界面活性剤は「バリア機能」を形成している角質細胞内の天然保湿因子と油用性の細胞間脂質のどちらも溶かしてバリアを破壊します。
バリア機能が失われると、保湿ができなくなり水分がどんどん蒸発し、頭皮は乾燥して干からびていきます。
表面が砂漠状態になるため、毛根の根が張れない状態になり、細胞の再生ができなくなります。
このように頭皮の界面活性剤の影響で、頭皮のバリア機能を壊し頭皮の新陳代謝を衰えさせるのです。
シャンプーが毛穴に染み込み毛根幹細胞が衰える
まず肌は毛穴や汗孔などのある、穴だらけの器官でその穴からは様々な成分を直接吸収しています。
この性質を利用したのが消炎鎮痛テープやステロイドテープなどの肌に貼る薬です。
肌に貼っておけばテープに染み込ませてある薬の成分が毛穴から入り込み、血液とともに全身をめぐって効果が発揮される仕組みです。
ここで、イラストを見て頂くと、皮脂腺の少し下の膨らんだ部分にバルジ領域というものがあります。
このバルジ領域に毛根幹細胞が存在しています。
さらにその下にある、毛母細胞が分裂して毛髪は作られていきますが、この毛母細胞や毛球を作っているのが、まさにバルジ領域の毛根幹細胞なのです。
ここで、毛母細胞は頭皮から3~4mmの深さにありますが、毛根幹細胞はわずか1~2mmといったほとんど表面と言っていい場所にあります。
3~4mmの深さではシャンプーが直接つく事はありませんが、1~2mmの深さではシャンプーがダイレクトに染み込んでいきます。
つまり、毛髪を作る上で最も重要な毛根幹細胞がシャンプーの害を直接受けることになるのです。
もちろん毛根幹細胞もすぐには死滅しませんが、だんだんと衰えて毛が発育できなくなり、毛の無い毛穴がどんどん増えていくのです。
ここまで聞くとシャンプーをするのが、怖くなってきますが、実際脱シャンプーを始めるのにも勇気がいります。
なぜ勇気がいるかというと、脱シャンプーを始める際に必ず気になる点があるからです。
僕も実際脱シャンプーを始める際に「これってどうなんだろう?」と思うことがある中で始めました。
次にそんな、脱シャンプーを始める際の気になる点について本書からピックアップして解説していきます。
脱シャンプーを始める際の気になる点
脱シャンプーを始める際に気になることは下記の2点かと思います。
汚れは落ちるのか
臭いは気にならないのか
この2つに関しては下の解説と、記事の始めに書いた僕の10日間を終えての感想を参考にして頂けたらと思います。
汚れは落ちるのか
まず人間の体から出るもので水で洗い流せないものは1つとしてなく、汗や皮脂、血液、大便も小便も全て水で流せます。
故に水で洗ってさえいれば髪も体も清潔に保てます。
僕はボディーソープを使わない生活を半年以上続けていますが、一度も体の異臭を感じたことも周りから指摘を受けたこともありません。
臭いは気にならないのか
まず、臭いの元は皮脂が酸化してできる脂肪酸や過酸化脂質、汗などのアンモニアや硫化物などでこれらは全て水で洗い流せます。
皮脂や汗のほかにも髪や頭皮には花粉やほこりといった水溶性の汚れや、揚げ物の油や排気ガスなどの油用性の汚れもつきます。
水溶性の汚れならもちろん水で洗い流せます。
油溶性の汚れも水の温度を少し上げればほとんど落とせます。
ここで大事なのがほとんど落とせたらそれでよしと認めてあげることです。
完璧に落とすならもちろんシャンプーを使うことになりますが、シャンプーの害を受けてまで落とすほどメリットがあるものではありません。
また、僕は実際に居酒屋や炭の臭いもほとんど水だけで洗い流せたので、十分かと思います。
また始めた当初は皮脂がたくさん出て、べたついているときは臭いが気になるかもしれません。
しかし、3週間も経てば皮脂量が適切に戻り気にならなくなり、4〜5か月も経てば違和感もなくなると本書では書かれてあります。
ただし、臭いに関しては20~30cmまで近づいて頭の臭いを嗅げば皮脂が頭皮に出てきたばかりの、皮脂自体の臭いがします。
しかしそれは決して不快な匂いではなく、酸化した有害な油などの臭いとは区別して考えるべきで、全く無臭の人間なんて有り得ません。
そんなかすかな臭いまで消そうとするのは病的な感覚だと筆者は述べています。
僕自身も脱シャンプーを始めてすぐは、頭皮の臭いは気になりましたが、今はこれが普通かと思っています。
実際眉をゆがめるほど臭くはなく「頭の臭いがする」ぐらいです。
もちろん始める際に準備や心持ちは必要になるかと思いますが、シャンプーをしなくても生きている「脱シャンプー生活」があることを認知して頂けたらと思います。
以上で、脱シャンプーを始めて10日目を終えての感想と実感についての記事になります。
少しでもみなさんのライフスタイルの参考になればと思います。
気になることや分からないことがあればコメントにぜひ記入頂けると、お応えしますので、何なりとお申し付けください!
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