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『#猫のいるしあわせ』でも、幸せな猫ばかりじゃないことを知っている。

もうすぐ2月22日、猫の日ですね。

うちの息子、誕生日が2月23日なんです。

出産予定日は18日でした。

ぜんぜん出てきてくれなくて大変でした。

陣痛で丸一日苦しんで、もうそろそろって時に気付いたのはこのまま産まれてくれば、誕生日は猫の日だ!ってこと。

苦しんでいるのに、そんなことを考えていた私ってって思いますw

ですが、産まれたのは23日の朝でした。

22日に産まれてきてくれ!と、この時ほど神様に願ったことはなかったかもしれません。

それでも無事に産まれてくれただけ良し!ですけどね。

こんな話をしておわかりかもしれませんが、私は本当に猫好きなのです。

ここからは、私の暑苦しい猫への想いを綴っています。
苦手な方はまた違う記事でお会いしましょう。


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私の書籍を持ってくださっている方は『あとがき』にも書いたのですが、この出産(妊娠)を機に私の世界が変わりました。

妊娠中は本当に具合が悪くて、吐きづわりっていうのはなかったのですが、とにかくかったるくってずっと寝ていた気がします。

その時になんとなく猫ブログを読むようになって、そこから猫のことを知っていきました。

家猫として可愛い猫たちが表立っていますが、それだけではない猫の実態を知ったのです。

この保護猫カフェ『ねこかつ』さんの店長、梅田達也さんのブログを読んで、号泣したのを覚えています。

保護猫や、野良猫のために奮闘している姿は尊敬してしまいます。

そして、このねこかつから保護猫を迎えた『ちょとさん』のブログは、個人で保護猫活動をしている方にとっては神のような存在です。

上の書籍の『シュウさま』は大怪我をしてボロボロだったのを梅田さんに救われ、今はちょとさんのお家で幸せに暮らしています。

シュウさまの生い立ちを知ると、胸が締め付けられるくらいですが「もう生きてはいけない」と言われても、そんな猫たちにも手を差し伸べ、救おうとしている方が今はたくさんいるということ。

保護猫、野良猫、捨て猫、虐待、家の中で幸せにくらしている可愛い猫たちはごくわずかで、外で過酷な暮らしをしている猫たちはたくさんいる。

それを、妊娠しているときに知ったのです。

その時に飼っていた猫『おチビ』は、私はぜんぜん可愛がってあげられなかった。
というか、仕事で寝に帰るような生活をしていて、ぜんぜん遊んであげられなかった・・・たくさんの後悔をしました。

その時から、猫たちのために出来ることはないかと考え始めました。

ブログなどで繋がった保護猫活動をしている方とお話をする機会も増え、ねこかつさんにも行ったし、ちょとさんともお会いしました。

その時の私に出来ることは、猫たちのことを発信していくこと。

せめてそれくらいでも私に出来ることをしていこうと思ったのです。

そして、一つの物語を書くことが出来ました。

それが、書籍になった『この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから。』です。

残念ながら、子供が生まれた年の11月におチビは突然亡くなりました。

そして、その後すぐに『この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから。』の書籍のお話をいただきました。

心のどこかで、この小説はぜったいみんなに読んでもらいたい!という思いがありました。
少しでも猫のことを知ってもらいたい!と。

その夢が叶いました。

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あの時から私は猫のことを伝えていきたいという思いがありました。

小説家として自分でしっかり稼げるようになったら、猫に恩返しをしたい。
猫のために出来ることをしていきたい。

まだ結果はついてきてくれないのですが、この想いは今も変わっていません。

本当は猫の物語を書いて、それが本になってくれればいいのですが、プロとして商業用作品を書くとなると読者のことが第一です。

自分のワガママばかりで好きな作品をかけるほど有名な作家でもありません。

まだまだ、自分の目指す作家としての生き方は出来ていませんが、あきらめたりはしません。

いつか、私は小説家としてしっかり仕事が出来るようになり、猫たちに、猫のために頑張ってくれている人たちへ少しでも力になれればと思っています。

『おじさまと猫』は有名なので知っている方も多いと思います。

ペットショップで売れ残ってしまった『ふくまる』を『おじさま』が見染めて家族として迎えてくれるという物語です。

私はペットショップというところでの販売はいいものではないと思っています。売れ残った猫や犬ってどうなってしまうか・・・知っていますか?

外で暮らしている猫や、その猫を保護している団体さんや譲渡会というところでの出会いというのも考えてほしいと思っています。



もうすぐ猫の日がやってくる。

おチビやさらに先代の猫や、苦しい病気で亡くなった猫や・・・いろんな猫のことを想う一日になるのかなって思っています。

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うち猫ハク氏。

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おチビを失って、泣き続けていた時に声をかけてくれたリンネさん。
リンネさんはお一人で保護猫活動をしていらっしゃいます。

うちのハクちゃんはリンネさんのところから来ました。

こうやって猫のために一人で頑張っている方がいる。

私も頑張ろう!






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猫のいるしあわせ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 夢だった小説家として、沢山の方に作品を読んでいただきたいです。いただいたサポートは活動費と保護犬、猫のボランティアの支援費として使わせていただきます。