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"今しかできないこと"を履き違えてやしないか

11月も後半に差し掛かり、ようやく寒くなってきました。
それと同時に、人の温かさも心が求めてきています。

そんな気持ちとは裏腹に、別れは突然にやってくるものです。
私の職場では、1週間後に元上司が東京から関西の方へ異動になり、遠く離れてしまいます。

愛されている証拠に周りが頻繁に送別会と称して、飲みの場を設け続けて2週間…。
私自身も何度か誘われ、参加するたびに
「この場が感謝の気持ちを伝える最後になるかも…。」
と考えました。

それこそ、タイトルに付けたように
「今しかできない」
です。

人が成長するには、常に新しい環境に身を置かなくてはならないと思います。
日常が変わらず続くようでは、刺激がなく考えることをやめてしまうでしょう。

私は飲み会がそれだと考えていました。
最近までは…。

しかし昨日、参加したときに思ったんです。
「同じ話ばかりしていて、つまらない…。」

同じようなメンバーが集まれば、当然のことです。
頻繁に集まるのでそれぞれの環境に変化があるわけでなく、過去のことの掘り下げが固定化…。

飲み会を楽しむ場として割り切ればいいんですが、私はそうではない感性を持っています。
インプットとアウトプットの場として捉えています。
あとは、息抜きとして。

この考えから、同じメンバーで頻繁に集まるのは自分には適していないと気づきました。
そして同時に、”今しかできない”というwordにも注意が必要だと。

理由付けをしているだけとも捉えられます。
今しかできない経験であれば、行く。
もし、すでに経験していることであれば、それは今もできることに変わってくると判断するようにしました。

次の問題は、断る勇気を持つことですね…(笑)。

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