義実家と上手く付き合う努力を放棄した結果
「もう二度とあなたの家族とは会いません」
ー夫に宣言したのは約1年半前。
それから本当に一度も夫の家族とは会っていない。
夫の家族とは、交際中から交流があり、宣言するまでのおよそ4年間はときどき会っていた。
ときどき会う度に、私は夫の家族に対して腹立たしさを覚えることが増えていった。
とはいえ、たまに会う程度の夫の家族。夫にも悪いのでとにかく我慢を続けた。
ある時、その我慢に限界がくる止めの出来事が起こった。
私は夫に、今度会いに行くので最後にしたいと告げた。
どんなことに我慢の限界がきたのかも伝えた。
夫は、もう二度と会わないことに対しては理解してくれ、夫の家族と会う際は、夫ひとりで行くようになった。
夫の家族には夫から、私が行かない事情をそれなり伝えたらしい。
本当に会わなくなってからの約1年半、私の心が軽くなったのかというと、軽くも重くもなったというのが正直なところだ。
会わないことによってストレスが減った一方、夫に対する申し訳なさだったり、交流を絶ってしまった自分は義理家族からどう思われているんだろうかとモヤモヤしてしまったり、会わないことによる別のストレスが生まれたのも事実だ。
だが、後悔は一度もしていない。
関係を絶っていなければ今も、苛立ちで煮えたぎった日々を送っていただろう。
義理家族と関係を絶つということは、勇気がいるし、もしかすると夫との関係にもヒビが入る可能性もある。
それでも自分の心を守ることを優先するのは何も悪いことではない。
義理家族と直接関わらないといっても、とりあえず1年とか、自分が落ち着くまでとか、短期的でもいい気がする。
私は義理家族と直接の関係を絶ったが、夫に話して今こうして少しでも楽に生きていけるんなら、何年も我慢しなくてもよかったかもしれないとも感じる。
きっと私のように、社会的に義理家族と関係を絶つなんてできないと思っている人もいると思うが、何か起こってからでは遅い。関係を絶つことが自分自身を守ることに繋がるのであれば、いいんじゃないかなぁ。
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