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FP1級 【景気動向指数】【個人向け国債】

今回は、景気動向指数と個人向け国債について。
2級までの内容とほぼ変わらないが、30の採用系列が具体的に出ることがあるので、できれば全部覚えておくとベスト。


【景気動向指数】

毎月、内閣府が発表

■採用系列
 L CIとDIは共通の指標を採用
    L 先行指数11、一致指数10、遅行指数9の計30系列

採用系列

■CI(コンポジット・インデックス)
 L 採用系列の前月からの変化率を合成することで、主に景気変動の大きさやテンポ(量感)を測定することを目的とする
 L 公表の中心

■DI(ディフュージョン・インデックス)
 L 採用系列のうち3ヶ月前と比べて改善している指標の割合のこと
 L 景気の各経済部門への波及度合いを測定することを主な目的とする

■ヒストリカルDI
 L 景気転換点(景気基準日付)の判定に用いられる
 L 一致指数が50%を切るときが景気転換点で、下から上に切るときを「景気の谷」、上から下に切るときを「景気の山」という


【個人向け国債】

2022年12月20日、日銀が金融政策決定会合の結果、大規模な金融緩和政策を修正する方針を決定。
2016年から「短期金利を -0.1%で固定し、長期金利を±0.25%の変動幅でコントロールする」政策を取ってきたが、今回「±0.25%程度」にコントロールしていた長期金利(10年国債利回り)の変動幅を「±0.50%程度」へと拡大し、事実上の利上げ(金融環境の引き締め)へ。

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