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夫婦間の方言問題

私は九州と中国地方の方言どちらも使うハイブリッド(九州方面は父方、中国方面は母方)。
夫は四国生まれ関東育ちのほぼ標準語シティーボーイ。


私は仕事で東京暮らしを始めてからというもの、同僚に方言を突っ込まれることが多く、

(あ、これは方言なんだ)
とか
(イントネーションそんなに違うんだな)

と気付かされた。

会社で突っ込まれる都度、意識はしていたので、かなり標準語になったという自負はある。

それでも未だにその地域特有の単語を使うことがあり、夫と話が噛み合わないことが発生する。


直近だとこんなことがあった。

①かべちょろ

雨降りの日に洗面所の窓をふとみると、かべちょろが張り付いていた。
私はすぐに「かべちょろがいる!」と夫に伝える。
夫にはかべちょろが何かわからず、どれを指しているのかわからないようだ。
夫に「ヤモリじゃん」と言われ、調べてみると九州北部や山口県の一部でヤモリなどを指す方言なのだそうだ。
初めて知った。

それ以来、ヤモリが出ると夫から「なにチョロって言うんだっけ」とからかわれるはめに(笑)

②まりかぶる

「もうもりかぶる!トイレ!」
そう叫んだことがある。
このとき夫は「まりかぶる」がわからなかったらしいが、状況判断から「漏らした?漏らす?」とニュアンスが通じたらしい。

③やけえ

気を抜くと「〜やけえー」と言ってしまう。
「だから」という意味だ。
主に山口弁で中国地方で使われるらしい。
聞き慣れない人からすると、話を聞いていても「やけーやけー」が耳に残るらしい・・・

④せからしかー

しょっちゅう登場するワード。「うるさい、煩わしい」といったニュアンス。
関西から九州にかけて、広く使われているらしいので、案外使う人が多いのでは。
とは言え、これも聞き慣れない人からするとちょっときつい言い方に聞こえてしまうようだ・・・



私の日々の言葉を掘り起こしてみると、いかに自分が九州と中国地方のハイブリッド育ちだということがわかる。
気をつけてても咄嗟に出るのは方言なんだよなぁ。

夫に聞かれてはじめて方言だという事実を知ることも少なくない。
これは長い時間かけて学んでいくしかなさそうだ。



最後まで読んでいただきありがとうございます!

【簡単な自己紹介】
93年生まれ / 中国地方の田舎で生まれ育ち、大学進学で海外、就職で東京 / 2020年に結婚、夫婦で脱サラしDigital Nomadになる / 全国16地域で移住体験生活・5地域でワーケーション経験 / 現在は北海道限定で遊牧ライフ中

ブログでは北海道の暮らしやリモートワークスポットをメインに発信中♪
https://taminoko.com/


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