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長引く不登校で生まれた"怒り"の感情

こんにちは。
うのきです。

これまでの書き込みを読み返してみると、
私はなんてことを…
早く気づいて!
と、思ってしまいます。
しかし、
どんな私も私でしかない。
良いとこも
悪いとこも
すべてをひっくるめて
今の自分ができている。

そんな自分を認めてあげること。

それができてから
私は変わったような気がします。



前回のつづき…

担任の先生のおかげか、
子どもは翌日から
4時間目からということで
登校するようになりました。
教室へ行ってみたようですが、
やはり行きづらく、
以降は保健室に登校していました。

4時間目に保健室へ行き、
保健室の先生と話をしたり、本を読んだりして
お弁当を食べる。
そのうち担任の先生がプリント等を持ってきて
様子を見に来てくれる。
そんな感じで過ごしたようでした。

もちろん、
毎日行けるわけではなく、
行ったり、行かなかったりを
繰り返していました。

私は毎朝学校へ連絡を入れました。
「今日は4時間目から行きます。」
「今日はお休みします。」
「今日は行きたくないと言ってます。」
学校としては、
こういう連絡を毎朝してくるのは
いわば、
問題ありの常連さん。
時には、
「今日もお休みします。」
という言葉に
失笑されることもありました。

私には、
その毎朝の電話連絡が本当にストレスでした。
このような状況が長引き、
心も疲れ始めた頃、
私の中に新たな感情が生まれます。
それが、

"怒り"

です。
これまで子どもの不登校で
心配、不安、焦り、恐怖
を感じていましたが、
その頃には、

4時間目からは行けるのに、
なんで朝から行けないの!?

せっかくお弁当作ったのに、行けないの!?

いつまで寝てるの!?

返事してよ!

自分だけが辛いと思ってるの!?

こんな風に
子どもの行動すべてに
腹が立つようになっていました。

不登校になってから1ヶ月以上…
ひとりで色々考え、苦しみ、
耐えていましたが、
一向に好転せず、
何も変わらない。
そんな状況で、
私も追いつめられていたのだと思います。

この "怒り" が加わってからの私は
子どもがかわいいと思えなくなっていました。
そんな自分の心の変化は
おかしなことではなく、
当然、
子どものせいだと
思っていたのだと思います。

テレビで
瀬戸内寂聴さんが
「子どもがかわいいと思えないなんて、
それは明らかに親に問題がある」
というようなことを言っていました。
その時の私は、

何言ってんの?
私が悪いっていうの?
瀬戸内寂聴ってなんなの?

と、すごく反発心を持ったことを覚えています。


ちょうどその頃、
子どもが
スクールカウンセラーさんと
面談することになりました。
保健室の先生が、
「お母様も会ってみませんか?」
と、
声をかけて下さったので
会ってみることにしました。

あの日、
病院の先生に言われた

"スクールカウンセラー"

1ヶ月以上も経ってから
やっと行きついたのでした…


続きはまた…



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