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レッドローチ編:ありがとうゴキちゃん

今日はヨモギ(シュレーゲルアオガエル)とそらまめ(イエアメガエル)に餌をあげる日。
カエルは、幼体の時は別として、成体になったら毎日餌をあげる必要がない。
ヨモギはもとより、そらまめも少し成長してきたため、今では2日に1回の頻度にしている。

ゴキちゃんに関しては毎日新しい野菜をあげていたが、なかなか野菜代もバカにならない。
というのも、現在ゴキちゃんは2つの虫かごに分かれてそれぞれ暮らしている。
1つは、ヨモギたちのお腹に入ってしまう小さいサイズの子たち。
もう1つは、完全に成長し、もはやヨモギたちでは大きくて食べられない子たち。
※ゴキちゃんは1ケース300匹ほど(SSSサイズの場合)で売られており、当時ヨモギしかいなかったため、1匹ではなかなか減らず成長してしまった。イエアメガエルはそこそこ大きくなるカエルではあるが、そらまめはまだ成長したゴキちゃんを食べれるほどには大きくなっていない。
故にこちらのゴキちゃんたちは、ほぼほぼ寿命を全うできる子たちだ。
餌として使えなくなったとはいえ、同じ命。
こちらの子たちには野菜をあげないなど、無下に扱うつもりはない。
しかし、2つの虫かごに毎日それぞれ野菜を入れるとなると、今度はこちらのお財布事情が・・・といった理由から、ゴキちゃんたちには申し訳ないが、数か月前からヨモギたちと同様にさせてもらった。

ゴキちゃんたちの虫かごに水分を含めたキュウリやニンジン、小松菜など日替わり野菜を入れる。
ヨモギたちのケージのメンテナンスをしながら、虫かごに目をやる。
早速、野菜にゴキちゃんたちが群がっている。
「お腹空いてたか。美味しいか美味しいか(´ω`)」と、カエルだけでは飽き足らず、ゴキちゃんに対しても頬が緩む。
野菜にありつけるゴキちゃんがいる一方で、ヨモギたちの糧になってしまうゴキちゃんもいる。
決してゴキブリが好きというわけではないが、この子たちも食べられるために産まれてきたわけではない。
それでもヨモギたちの元気の源になってもらわなければならない。
ヨモギたちに与える際にダスティング(カルシウムパウダーをゴキちゃんにふりかけること)をするが、ゴキちゃん視点だと、訳が分からず小さい容器に入れられ空から粉が降ってくる状態だ。
「ゴメン、ゴキちゃん(>_<)」
と思わない日はない。
ダスティングしたゴキちゃんをエサ皿に入れて、ヨモギたちのケージに入れる。
ヨモギたちは待ってましたとばかりに飛びつく。
びっくりして逃げ惑うゴキちゃん。
(う~かわいそうにゴキちゃん(´;ω;`)ゴメンよ(*´Д`))


カエルを飼うと必然的にゴキちゃんを含む餌用の虫も飼うことになるが、たまに人から「ゴキブリ飼ってんの!?」と言われることもある。
「いや~別に好きで飼ってるわけじゃないけど・・・」と思うが、ゴキちゃんも観察しているとそれなりに発見があったりする。
ゴキブリの世界でもガキ大将ポジションの奴がいるらしい(大きめの奴によく見られる気がする)。
みんなが野菜に群がっている時、野菜を独り占めせんとばかりに、近づいてきた他の子を追い払っているところが見られたりする。
(あ!この野郎!仲良く食べんか!)と思いながら見ている。
なかなか面白い。
断じてゴキブリが平気というわけではないため、虫かごの掃除や、隠れ家である卵パックの交換をするときは、逃亡されないように全集中する。
割り箸に素早く登ってきた時には、「うわー!うわー!うわー!」と一人大声を出している。
それでも、ヨモギの拒食時の件もあり、ゴキちゃんには感謝する毎日だ。

今日もありがとうゴキちゃん!

あっという間にまた冬が来る。
ヨモギたちに元気でいてもらうためには、餌となるゴキちゃんたちにも元気でいてもらわなければいけない。
寒い冬を乗り切れるように、パネルヒーターをすぐ出せるように準備しておこう。
                           終
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