やっぱり本は大事だよね

午前中に本を整理しました。インスタグラム上で一週間本を紹介する企画を頼まれたので、そこで紹介する本を選ぶためです。ちょうど昨日、ラジオ内でオススメの本を聞かれました。本好きを自負していた私ですが、しばらく離れていたので即答できませんでした。悔しいし恥ずかしいので、紹介一週間チャレンジに全力を注ぎます。そして今日は本を整理している時に考えた事を書いていきます。

本を読むメリットを言語化するのは、けっこう難しいです。紙なのがいいとか、同じ情報でもネットより頭に定着する気がするとか、本が好きな人はそういう感覚があると思いますが、根拠を問われると怪しいです。本って不思議な存在だと思います。

一つ言えるのは結果論的ですが、成功して有名になる人はだいたい本を読んでいるという事です。イチローや島田紳助ら本を好まない有名人もいますが、それが話題になるのは有名人として珍しいからだと思われます。

僕が本を読む理由は、もちろん本が好きなのもありますが、説得力を得るためです。自分の考えをいう時に、なんとなく感じただけなのと、情報源があるのでは重みが異なります。そしてその情報源は、無料で仕入れた物よりも有料で仕入れた物、発信者がしっかりわかる物の方が信憑性は高いのです。

本を作る過程では、著者以外にも沢山のプロが間違いはないか、何度も何度も読み返します。その結晶である本と、誰でも簡単に投稿できるインターネットでは情報の価値が違います。もちろん本にも間違っている物や、何が言いたいのか分からない物もありますし、ネット上にも素晴らしい記事は沢山あります。

僕が言いたいのは、良い情報に出会う確率が高いのが本であるという事です。もし自分が価値のある情報を持っていたとして、それを無料で公開するか有料で公開するかとなったら有料を選ぶでしょう。

そして良い情報に出会えば出会うほど、自分の考える幅が広がっていきます。なんとなく感じた事の、根拠を頭の中から見つけやすくなります。そう言っても、僕は賢い訳ではないのでリアリティがないかもしれませんが、本を読まなかったら僕はもっとアホだったと確信しています。

とは言っても本を読むってハードル高いよね、と思っていた時に出会ったのが、齋藤孝先生が書いた「1冊読み切る読書術」という本でした。そこで読み方を学んだおかげで、僕の本へのハードルは一気に下がります。

まず衝撃を受けたのは、本で本当に大事な情報は僅かという言葉でした。一言一句逃さないように読んだり、何度も読み返して全て頭に入れなくてもいいと言うのは、気が楽になります。

そして必要な情報は、人によって違うとも書いてありました。読む前に、自分はこの本から何を得たいのか、どんな情報を頭に入れたいのかを考えて、読み始めるといいらしいです。今目を閉じて「部屋の中で赤い物は何ですか」と言われても思い出せませんが、その後目を開けた時には意識してしまうので、赤い物ばかり目に入ってくるみたいな事です。

読み始めると言っても本文ではなくて、まず目次から読みます。それによって興味がある所を見つけたり、飛ばす箇所を決めたりできますし、全体像を認識して読めるそうです。簡単な事ですが、これを始めてから本に対する気持ちが楽になりました。本を読むのが苦手な人は試してみるといいかもしれません。

スキ、感想、共有等してくれると励みになります。毎日投稿もあと二日となりました。最後までよろしくお願いします。本を整理していたら、紹介したい本ばかりで困っています。既に一人依頼を受けてくれる人が現れましたが、自分も紹介チャレンジしてみたいという人は是非声かけてくださいね。

伊藤と岩田のラジオシーズン3が、明日の朝から毎日配信を開始します。Google検索しても出てくるようになったので、アプリがなくても聴けます。そちらも是非~。

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