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汚部屋浪費家出身な私の、ミニマリストを目指すメリット。

私は根っから生活力がなくて、料理もできなければ、その他の家事もできなくて、部屋も片付けられない。
外では気になるのに、自分1人のことになるとどうでも良くなってしまい、てんでできない。

おまけに、浪費癖がすごい。自炊をしないので、コンビニでご飯を買えばすごい金額になるし、服も好きで、毎シーズンなんだかんだ買ってしまうし。

でも、ずーっと丁寧な暮らしや、綺麗な部屋でコツコツ片付ける生活を夢見てた。
もう22歳だし、いつまでこれなんだろ、そろそろやばいよなという気持ちも日に日に大きくなっていた。

そんなときに、急に父親がはるばる北海道から内地の大阪へ、私の暮らしぶりを視察しにくることになった。
私は片付けなきゃ‼︎という感情がいちばんに働き、数日間、片付けなきゃ…(半年間全然片付けてないんだもん…)という思いを抱えながら、結局ギリギリ、当日の5時間くらい前になって片付けを始めた。

パンパンになったゴミ袋を両手に4つほど抱えてエレベーターを6回ほど往復したにも関わず、もちろん、半年分積み重なったものはたった5時間で抹殺できるはずもなく、最終手段はベッドの下に押し込んで、収納してます風の空の段ボールでその周りを囲んだ。
(この時父はすでに最寄駅に着いており、10分もなかった。)

ドキドキしながら、一日目の夜はなんとか凌いだが、(父はブラックホールのようにあらゆるものを詰め込んだベッド脚の横で、マットを敷いて寝ていた。)
案の定、夜が明けて、父がミニちりとりとほうきを手に、床を掃き出したことにより、カモフラージュの空ですかすかな段ボールが簡単に動き、その奥のジャングルが顔を覗かせてしまい、バレた。
怒られたというより、飽きられた。

一緒に片付けてくれて、なんとかその3日間で部屋が綺麗になり、せっかくだからもっと綺麗にしたいとお金をもらって収納用品をたくさん100均で買った。
100均だからそんなに掛からないだろうと思ったけど、総額4000円くらいした。びっくりした。

そうして、人を呼べるくらい綺麗になった部屋に住むわたしは、もっと部屋を綺麗にしたくなった。
だんだん、使っていないものや、もう必要ないものは手放したい気持ちが大きくなって、断捨離にハマっていった。

そんな、汚部屋を脱却し(このまま維持したい)、断捨離にハマり、ミニマリストを目指す私がメリットを考えた。

①自己充足する

自己嫌悪がなくなって、ちゃんとした生活を送ってる!って気持ちになる。
いつも片付けするたびに思うけど、「整頓された綺麗な部屋で過ごすのって、こんなに気持ちいいことがなんだなぁ」状態が永遠に続く。
心に余裕ができて、丁寧な暮らしを送っている気分になって、小さなことから大きな幸せを感じられる。

②使いこなせる

見えないように積み重ねたり、見えないくらいたくさんのものを持っていると、忘れちゃう。
私は自炊を全然しないけど、部屋が片付いて心の余裕ができて、少しずつ食料を冷蔵庫に入れるようになってきたけど、食べ物も一時的に見えなくなる冷蔵庫に入れてたら、忘れがち。
冷蔵庫はよく開くけど、冷凍庫とかね。
でも、持ってるものが全部見えてたり、把握できるくらいの量になったら、その一つ一つにちゃんと惰性じゃない愛着があるし、ちゃんと使いこなせる。
丁寧な暮らし!って感じで、そんな自分のことも好きになれる。

③汚部屋脱却!

綺麗だと、保ちたくなる。物が少ないと、定位置も決まってくるし、把握できるし、必然と部屋も整いやすくなる。

④物欲が減ってお金が貯まる

大事なものだけを所持していると、物を買うときに吟味するようになる。私は自分自身でも女心は本当に移ろいやすくてやっかいだなぁと感じるほど、いつも衝動買いに後悔するので、
部屋がすっきりしてから、欲しいものは日にちを置くことにした。
(これまでも気をつけてたけど、全然自制が効いてなかった。)
すると、やっぱりそんなに必要じゃないなってなることが大概で、無駄な買い物をせずに節約できた自分に対して、自己肯定感も高まる。
ほんと良いことの好循環だらけ。

父には帰り際に、「これを維持できるの?」と聞かれ、「維持したいけどできるのかなぁ」と答えていたけど、
いままでこんなことなかったけど、今回が良いきっかけになって、これから私は一生部屋が綺麗な気がする。

どうにか、この日々が続きますように。

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