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人生の枯れどき(生きる)

乾燥する年頃なってきた。やがて枯れ葉になって大地におちる。老いて死するプロセスの中にいることをつくづく感じる今日この頃である。

この10月過ぎになってから、粘膜の乾燥の症状が著しくなってきた。目、鼻、口、外陰部がヒリヒリすることが増えた。
皮膚の乾燥で痒くなることはないが、粘膜が乾燥していている様子。
酷くなるようだったら、医者に診てもらおう。
(自己免疫疾患でシェルグレーン症候群とか?)

とりあえずは、保湿をすること
漢方薬を飲むことを始めた。
少し緩和してきた様子。
症状とお付き合いをするしかない。

ググってみると、ドライアイシンドローム(乾燥症候群)という症状が目についた。 

60歳以上は9割が肌や粘膜に乾燥を感じでいるという。

なんだ丑婆だけではない
寄る年並みには勝てない(苦笑)

若者はぴちぴちとした肌とツヤがある。
水分もコラーゲンもたっぷり含んでいる身体である。
肌や粘膜は感染防止の壁になってくれている。
水分やコラーゲンが多いということは、免疫力が高いということだ。

若者のぴちぴちした肌を見て、羨ましいと思う丑婆である。

シワ、シミもないという見てくれのこともあるが、それよりも免疫力が高いことのほうが羨ましい。

皮膚、粘膜だけではなく、骨のクッションになってくれている椎間板というゴムの干渉盤も水分が抜けコラーゲンが少なくなり、痛みの原因となる。
丑婆は1.5cm身長が縮んだ。
膝も痛い……
つまりは老化現象真っ最中にある。

逆らえないのは老いて行くこと。
抗えないのはいずれ死ぬことである。
老化してゆく自分を感じる今日この頃である。
仕方ないことである。
受けて入れて行くしかない。

老いて行く自分と労わってあげること。
老いて行く自分を嫌がないことだ。

鏡に映る自分が今を生きている健気な丑婆である。

正直いうと、歳をとった自分の姿は、あ〜ババァになったなぁ〜と
寂しくもあり、悲しくもある。
老いの先にある、おびてくる死の恐れ、怯えが見え隠れする。
乾燥し干からびて枯れて死す。
それは決して不然ことではないであろう。

この世の自然である。

免疫力が低下するのも死ぬ準備かもしれない。 

春の新芽から夏の若葉になり秋の枯葉、冬には枝に枯葉もない。 

春夏秋冬と生老病死は自然現象でありましょう。

丑婆という葉っぱ枯れて散る、しかしまた、新しい芽吹きが始まる。
人生は儚し……
色即是空 空即是色🙏

(見出し画像kazuoによるPixabaから)