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東寺

京都には修学旅行生がいっぱいいた。
コロナで修学旅行に行けない子たちもいたわけだから、また修学旅行ができるようになったのはめでたいことだ。
ただ、修学旅行が京都、というのはどうなんだろうといつも思う。
ぼくも大昔に行った修学旅行は京都・奈良だったが、ほとんど何も憶えていない。
仏像とか神社仏閣とかが面白いと思うようになったのは40を過ぎてからだった。
中高生には、USJ とか、ディズニーランドとか、沖縄とかに行かせてあげた方が良いんじゃないかと思う。

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東寺。
40歳を過ぎて、ちょっと仏像とか神社仏閣とかに興味を持つようになったばかりの頃、行ったことも無いのに東寺のことはあまり面白くない場所なんじゃないか、と思っていた。
京都駅から歩こうと思えば歩いて行ける。
なんとなく、駅から歩いていけるような街の中の寺には興味深いものは無いような気がしていた。
修学旅行以来二十数年ぶりの京都で、確かその時は嵯峨野の方を見て回ったのだが、京都駅近くのホテルに帰ってきて、まだちょっと時間があったので、まあ東寺とやらも見ておくか、って感じで歩いて東寺に行ったのだった。

東寺の五重塔と講堂

そして講堂と金堂という二つのお堂の中の仏像のかっこよさにやられてしまった。
あと、これは何時も公開しているわけではないらしいが、五重塔の一階部分にある仏像も良かった。残念ながら仏像は撮影禁止なので載せられないが、まあ載せてもあのかっこよさは伝わらないような気がする。

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東寺を訪れたのは今回で三回目。

東寺の南大門を守る(?)サギ

今回は東寺の北側にある「観智院」というところに初めて入った。

「五大虚空蔵菩薩」ってのがかっこよかった。

右からそれぞれ、獅子・象・馬・孔雀そして迦楼羅(かるら)に乗っている。
迦楼羅はインド神話から仏教に取り込まれた霊鳥とのこと。

やはり仏像や襖絵は撮影禁止だが庭はOKだった。

真ん中にちらっと五重塔が見える


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